また旅。

旅の記憶の物置小屋

【17-10:台湾-02】高雄で食べ歩き

高雄市内観光

1日目に引き続き、2日目の午前中も高雄の街を回ります。

まずは朝飯にと、ホテルからほど近いこのお店で湯包を購入しました。

高雄の湯包の老舗、興隆居。朝から行列が絶えない。

湯包 興隆居の湯包。肉汁すごいので火傷に注意が必要。

この日も、レンタサイクル"c-bike"を借りて向かったのは、MRT橘線、埔駅付近。このあたりは高雄の街の中でも特に小吃(店や屋台で食べる中華の一品料理)の店舗がひしめくエリアの1つになります。

途中、高雄の街を流れる愛河を渡りました。

愛河 高雄の街のシンボル、愛河。

まずは、朝市が目に入ったので少し見学。ここも昨日の夜市に負けず、活気にあふれていました。ちなみに私はここでサンダルを購入しました。

高雄のマーケット 高雄のマーケット。どこか東南アジアの雰囲気を感じさせる。

続いては、鴨肉料理の店、鴨肉本へ。店の場所がいまいちよくわからずアタフタしていたら、通りすがりの女性が場所を教えてくれました。台湾の人はみな親切です。

そして、肝心のお味の方も、鴨肉が柔らかく煮込まれており、甘辛のタレとの相性も抜群で、非常に美味でした。

鴨肉本の鴨肉飯 鴨肉本の鴨肉飯。鴨肉と魯肉がたっぷり。盛り付けが汚いのはご愛敬。

店の看板の「二老闆の店」っていうのはどういう意味なんですかね?私、気になります!

二老闆の店 「二老闆の店」って日本語で書いたつもりなんですよね…わからない…

さらに、甘いものも食べてしまおうということで、自転車で3分ほど走りやってきたのは高雄婆婆氷。マンゴーかき氷で火照った体を冷やしました。

マンゴーかき氷 高雄婆婆氷店のマンゴーかき氷。大きく切られたマンゴーがこれでもかと盛られている。

お腹もいっぱいになったところで、さらに自転車を走らせ、高雄の港へと向かいました。

高雄港のゲート 高雄港のゲート。横浜中華街のゲートに似ている気がする。

高雄港のある、MRT橘線西子湾駅付近には、打狗鐵道故事館という2008年に廃線となった臨港線高雄港駅の駅舎を利用した資料館があります。最後にここを見学しました。

台湾のディーゼル機関車 形式はわからないが台湾のディーゼル機関車。日本でいうDD51みたいなもの?

CT259型機関車 CT259型機関車。日本のC55型機関車を台湾向けに納入したものだそうで。

哈瑪星駅 ⇒ [ 高雄LRT ] ⇒ 前鎮之星駅/凱旋駅 ⇒ [ MRT紅線 ] ⇒ 美麗島

高雄市内を満喫した我々は、本日の宿泊地である台南を目指すべく、台鉄の高雄駅に向かいました。

本来であれば、MRT橘線に乗車し、美麗島駅経由で向かうのが一番早いのですが、高雄のLRTに乗ってみたいと(主に私が)主張したため、LRT利用で向かうこととなりました。

このLRT、将来的には環状線になる計画らしいのですが、現在は暫定開業中ということで、西小湾駅近くの哈瑪星駅が始発となっています。

高雄のライトレール 高雄のライトレール。最新型の超低床車両が使われている。今は暫定開業中であるため、運賃は無料である。

美麗島駅 ⇒ [ MRT紅線 ] ⇒ 高雄駅

美麗島駅でいったん途中下車したのは、駅のシンボルであるステンドグラスを見学するため。正式名称を「光之穹頂」というこの芸術により、美麗島駅は世界で2番目に美しい駅に選ばれています。

ちなみに、荒川区の西日暮里には、東京で2番目にうまいラーメン屋という看板を掲げる店がありました。10年以上前の話ですが、果たして今もあるのでしょうか…。

美麗島駅のステンドグラス 美麗島駅のステンドグラス。この日も多くの人が写真を撮影していた。

見学後は、再びMRT紅線に乗車し、高雄駅へと向かいました。高雄駅からは、台湾の古都、台南へと向かいます。