また旅。

旅の記憶の物置小屋

【17-11:関西-08】賢島と四日市あすなろう鉄道へ寄り道〜帰還【嵐山→新横浜】

東へ移動開始、まずは京都駅へ:嵐山駅 ⇒ [ 阪急嵐山線 ] ⇒ 桂駅 ⇒ [ 阪急京都本線 ] ⇒ 烏丸駅/四条駅 ⇒ [ 京都市営地下鉄烏丸線 ] ⇒ 京都駅

嵐山を駆け足で観光したあとは、名残惜しいですが、関西を離れ、東進します。

とりあえず、京都駅まで移動。嵐山から京都駅の移動ですと、JRが一番早いのですが、行きもJRだったこと、渡月橋からJR嵯峨嵐山駅までが遠く歩く気がおきなかったこともあり、阪急で京都市内へ戻ることに。

6300系が来ましたので1人掛けのクロスシートに座って快適に桂まで移動しました。もっとも嵐山〜桂はほんの10分程度の距離ですが…。

嵐山駅にて、6300系 かつての京都線の主役、6300系。

嵐山駅の照明 嵐山駅は照明もお洒落。阪急のセンスが光る。

桂では、駅構内のラーメン店で昼食を摂ったのち、京都線の特急で烏丸へ。烏丸で地下鉄に乗り換えて京都駅へやってきました。

再び近鉄特急リレー、賢島へ:京都駅 ⇒ [ 近鉄京都線橿原線 ] ⇒ 大和八木駅 ⇒ [ 近鉄大阪線・山田線・鳥羽線 ] ⇒ 鳥羽駅 ⇒ [ 近鉄志摩線 ] ⇒ 賢島駅

京都からは、近鉄特急で東を目指します。しかし、その前に乗り潰しのため、志摩半島の先端、賢島へ立ち寄ります。

京都から賢島へは、大和八木と鳥羽で2度の乗り換え。近鉄特急の複雑なネットワークがあるからこそ可能な乗り継ぎです。松阪までは、昨日夜に乗車したルートの逆戻りになりますので、我ながら何をやっているんだwという感じではあります。

まずは京都から八木まで、橿原神宮前行き特急で移動しました。

京都駅にて、22600系 京都〜大和八木は22600系Ace。

近鉄特急新旧並び。

大和八木では、約20分強の待ち時間。この間を利用して、次の鳥羽行き特急の車内で食べる用のおやつを調達。駅前のミスタードーナツでドーナツ2個を購入し、さらにコンビニでコーヒーを購入し、万全の乗車体勢を整えました。

大和八木からは、先ほどよりは古い形式。近鉄の形式に詳しくないので自信がありませんが、22000系だと思います。…たぶん。

大和八木にて 大和八木からは鳥羽行きの特急に乗車。

鳥羽では1分の乗り継ぎで、賢島行き特急に乗車。対面乗り継ぎで、このあたりは近鉄の特急ネットワークの完成度の高さが窺えます。

鳥羽〜賢島は約30分。途中で海が見える箇所もあり、車窓を眺めていたらあっという間でした。

鳥羽駅では、しまかぜの発車前というタイミングもあり、近鉄の特急が4編成並んでいました。これだけ並ぶと非常に壮観です。

近鉄特急4並び 壮観の4並び。

近鉄特急4並び 逆側からも。

撮影後は、改札を出て、特急券売り場へ直行。名古屋方面の特急券を購入し、名古屋行き特急に乗車します。

三重県を北上:賢島駅 ⇒ [ 近鉄志摩線鳥羽線・山田線・名古屋線 ] ⇒ 白子駅 ⇒ [ 近鉄名古屋線 ] ⇒ 近鉄四日市駅

賢島からは、先発の名古屋行き特急に乗車し、四日市へ向かいます。少し待つと「しまかぜ」の発車時刻でしたので、もし空席があれば乗ってみようかとも思いましたが、残念ながら満席。デビューからはそれなりに時が経っている上、この日は平日だったのでいけるかと思ったのですが…。しまかぜ人気はまだまだ健在のようです。

というわけで、私は普通の特急で白子へ。いいんです。十分快適だし。

普通に四日市まで乗ればいいのですが、名古屋線普通列車に乗ってみたかったので、白子〜四日市は各駅停車を利用しました。

名古屋行き特急 名古屋行き特急。12400系サニーカー。

方向幕に「〜ゆき」と表示されるのは近鉄ならでは。

白子からは普通車で四日市へ。

白子駅にて 白子で普通車に乗り換え。

白子からは約30分で四日市に到着。四日市では、四日市あすなろう鉄道に乗車します。

ナローゲージ四日市あすなろう鉄道にゆられて:あすなろう四日市駅 ⇒ [ 四日市あすなろう鉄道内部線 ] ⇒ 内部駅 ⇒ [ 同内部線 ] ⇒ 日永駅 ⇒ [ 同八王子線 ] ⇒ 西日野駅 ⇒ [ 同八王子線・内部線 ] ⇒ あすなろう四日市駅

四日市からは、四日市あすなろう鉄道に乗車。この路線も、昨日乗車した伊賀鉄道と同じく、元は近鉄の路線だったものを自治体が引き受け、第3セクター鉄道として運営している路線です。私はこの路線に近鉄時代も含め乗車したことがなかったので、1日乗車券を購入し乗り潰すことに。

この路線の特徴は、線路の幅が762mmのナローゲージであること。近鉄の大部分の路線で用いられている標準軌(1435mm)と比較すると約半分の線路の幅です。

まずは、内部行きに乗車し、終点の内部まで。帰宅時間帯ということもあり、車内はほどほどに混雑していました。車両の幅が狭いので、余計に混雑して見えます。

終点の内部では、折り返しの電車に乗車。折り返しの時間で少し撮影を行いました。

内部駅 内部駅にて。青と白のコントラストが美しい。

行先票 行先は副標で掲示している。

内部駅にて 内部は静かな終着駅。

内部からは、八王子線の接続駅である日永へ。日永駅では内部線と八王子線の接続が考慮されたダイヤになっており、内部線内部方面〜八王子線西日野方面の乗り継ぎが非常にスムーズにできるようになっています。ですので、日永ではほとんど待つことなく、西日野行きに乗車。終点の西日野に辿り着きました。

西日野にて 西日野に到着。

西日野からは、乗車してきた電車で四日市へとんぼ返り。西日野〜四日市は距離が短いため、あっという間の到着です。車内では、部活が終わり、四日市に遊びにいく学生たちがこれから何を食べるかの相談をしていました。私もあの時代に戻りたい…。

四日市駅 四日市に戻ってきた。

ここからは、名古屋に出て新幹線で横浜に帰るだけ。最後に、四日市で名物のトンテキを食べていくことにしました。

それほど時間がなかったので、駅からほど近い「ちゃん 四日市店」へ。肉厚の豚肉を濃いめの醤油ダレとともに焼いたトンテキはご飯のお供に最高。ビールもいきたくなりましたが、新幹線の中で飲むことを考え自重しました。今考えると、べつに飲んでも問題なかった気がします。

[caption id="attachment_626" align="alignnone" width="4032"]四日市名物トンテキ トンテキ。濃いめの味付けでご飯がすすむ。[/caption]

関連ランキング:ラーメン | 近鉄四日市駅あすなろう四日市駅

最後も近鉄特急近鉄四日市駅 ⇒ [ 近鉄名古屋線 ] ⇒ 近鉄名古屋駅

四日市からの帰路、まずは近鉄で名古屋を目指します。最後も特急利用としました。というか、急行を使うと新幹線との接続がギリギリになってしまうため、特急を使わざるを得なかったというのが実のところです。

夜の名古屋方面なので、空いてはいましたが、四日市からも少なからず乗車がありました。また、次の桑名から乗車してくる人もおり、近鉄特急は短距離利用する層もかなりいるということを実感させられました。確かに、ワンコインで快適な座席と速さが手に入りますからね。

名古屋には定刻通りに到着。新幹線に乗り換えます。

近鉄名古屋にて 近鉄にはこの旅でずっとお世話になった。

新幹線で帰宅名古屋駅 ⇒ [ 東海道新幹線 ] ⇒ 新横浜駅

名古屋では、少しの乗り換え時間を利用して、新幹線の中で飲む酒類やおつまみ類、それに家族へのお土産を購入。

平日の帰宅時間とあって名古屋駅コンコースは家路を急ぐ人でいっぱいでした。

名古屋駅構内 月曜日の夜。みな早く家に帰りたい。

そうこうしているうちに時間となったので、新幹線に乗車。返りもEX予約サービスの早得割引を利用してのグリーン車です。

ビールのおつまみに、知立名物の大あんまきをチョイス。甘いものとビールという組み合わせも意外と悪くないものです。

ビールとあんまき ビールはどんな食べ物にでも合う説。

名古屋から新横浜は1時間半程度。お酒を飲んでいい気分でいるとあっという間です。

小田原を過ぎたあたりからは、日常の景色となり、いやでも現実に引き戻されます。明日からまた仕事だ…。そんな思いを抱えながら、列車は新横浜に到着しました。

これで、3泊4日にわたる関西旅行は終了。智頭急行のスタンプラリーに、鉄道むすめスタンプラリー(大原、八日市)、駅メモのイベントと、順調に消化でき、全体的には満足のいく旅となりました。次はどこへ行こうかな…。