また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2019年2月】中国地方を旅行してきた話①【0,1日目:横浜→小野田】

Section:0-1:始まりはサンライズ(横浜出雲市

寝台特急サンライズ出雲号 出雲市行 横浜22:24→出雲市9:58

28日(金)、明日から世間は3連休。当然私も3連休。この機会に、中国地方の未乗路線に乗車してみようと思う。

 

中国地方といえば、寝台特急サンライズ出雲がちょうど、その方面へ向かう列車である。久しぶりに寝台特急で一夜を過ごすのもアリだなと思い、みどりの窓口で出発2日前に空席照会をしたところ、シングルに1席だけ空きがあった。即座に抑えてもらい出発の準備は完了。

 

出発当日は、残業もそこそこに帰宅し、横浜駅へ。いくつかのスーパーを回り、社内での食事を調達しておいた。サンライズ号は車内販売がないので、事前の準備は大切なのだ。(`ω´)

 

22:20頃にホームに上がり列車を待つ。

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雪で山手線などのダイヤは乱れていたようだが、東海道線は特に影響はないようで、定刻通りに入線。

 

指定された部屋に入ると、すぐに発車。

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 発車後は、横浜駅で半額で購入したステーキ重を食べながらくつろぐ。

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準備した食事を平らげ、一番搾りのロング缶を2本空けると、疲れからかそのまま寝落ち。旅0日目があっけなく終了した。

 

翌朝は、岡山でのサンライズ瀬戸号との切り離しなどで何度か目覚めつつも、結局起きたのは8時半頃。既に空はかなり明るかった。

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ボヤーっと景色を眺めながら、米子、松江と進むと、終点の出雲市は近い。定刻通り、9:58出雲市駅のホームに列車は滑り込んだ。

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下車後は、とりあえず身だしなみを何とかしようということで、駅前の温泉「らんぷの湯」へ。

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成分の濃そうな濁り湯をたっぷり1時間満喫し、スッキリしたところで、駅へと戻る。

 

駅へと戻ったあとは、発車までまだ20分ほどあったので、早めの昼飯にすべく、駅前の一畑百貨店1Fにある、「一福」へ。奥出雲割子三段をいただいた。

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Section1-1:スーパーおき3時間(出雲市新山口

山陰本線山口線 特急スーパーおき3号 新山口行 出雲市11:36→新山口14:57

風呂と蕎麦を満喫したあとは、再び長時間移動。特急スーパーおきに乗車して、一気に太平洋側の新山口へ抜ける。

 

悠長に蕎麦を食っていたこともあり、ホームに上がるとすぐにスーパーおき3号が入線。

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指定席、自由席ともに乗車する人は多かった。私は指定席を確保していたので、のんびりと最後に乗車し、指定された座席へ。座席は8割方埋まっており、私の隣にも家族連れのおじいちゃんらしき人が座った。

 

出雲市を出発し、車内が落ち着いたあとは恒例の呑み鉄タイム。昨日横浜駅で購入した石川県金沢市の地酒「加賀鳶」で乾杯。3間も乗車時間があるので、小瓶でも空けられるだろう。

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寝て、呑んで、ボーッとしてを繰り返していると、新山口までの3時間超もそれほど長くはない。加賀鳶の小瓶が空いてしばらくした頃に、終点の新山口に到着。

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Section1-2:山口のローカル線に乗車(新山口宇部

宇部線 普通 宇部行 新山口15:31→宇部16:32

 新山口に到着。この駅も知らない間に綺麗な橋上駅舎に生まれ変わっていた。次に乗車する列車まで少し時間があったので、改札を出てすぐのセブンイレブンで地酒やらホットコーヒーやらを購入した。

 

15:20頃に宇部線宇部行が入線。黄色い105系電車の2

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15;31新山口を発車。それほど乗客は多くなく、2連でも空席多数といった感じ。旅する分にはこのくらいがありがたいが

 

途中、宇部新川でまとまった乗降があった以外は、特に大きな動きはないまま、終点の宇部に到着。

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私の他に学生らしき人たちも新山口宇部間を乗り通していたが、何故だろうか?乗りつぶし目的以外であれば、新山口宇部山陽本線を利用した方が断然速いのだが

 

Section1-3:大幹線を1駅だけ(宇部小野田)

山陽本線 普通 下関行 宇部16:36→小野田16:40

 宇部からは、小野田線の始発駅である小野田へ。乗り換え時間が4分しかない中で写真を撮ったりしていたので、跨線橋を渡ってホームに降りると、すぐに列車が入線。

 

流石に山陽本線は大幹線だけあって4両繋がっており、車内もそこそこに空いていた。転換クロスシートの窓側に座って4分。すぐに小野田に到着。

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小野田では、1時間はどの待ち時間があったので、少し街へ出てみる。

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しかし、めぼしいものは特になく、セブンイレブンでお茶を購入して、そそくさと退散。

 

駅の待合室で時間を潰した。

 

Section1-4:1両の電車でGO!(小野田雀田)

小野田線 普通 宇部新川行 小野田17:41→雀田17:57

 16:25分頃、1両の黄色い車体が、小野田駅に入線。私が乗車する宇部新川行と思われたので、改札を通りホームへ。

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予想通り、入線してきたのは16:41発の小野田線宇部新川行。車両は123系。1両編成だが、パンダグラフがついており、れっきとした電車である。

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車内は部活帰りの学生が数名という寂しい感じだったが、新山口方面、下関方面からそれぞれ山陽本線の電車が接続し、発車時点では4割くらいは席が埋まっていたように思う。

 

短い駅間でこまめに停車しながら、15分ほどの乗車で、乗換駅の雀田に到着。

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Section1-5:最終列車で長門本山へ(雀田長門本山)

小野田線長門本山支線 普通 長門本山行 雀田18:12→長門本18:17

 雀田で乗りつぶしの難所である、長門本山支線に乗り換え。

 

この路線、時刻表を見てもらうとわかる通り、13本しか運行されていない。北海道の札沼線末端部よりはマシだが、偏ったダイヤであることもあり、かなり乗りにくいのは事実だ。

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18:12長門本山行は、この日の午後最初の列車であり、かつこの日の最終列車である。

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 地元民3名と鉄オタ3名(私含む)を乗せて発車。地元民のおっさんは「今日は乗客が多い」と言っていたので、普段の平日は鉄オタがおらず、もっと乗客が少ないのだろう。

 

長門本山支線の路線自体は非常に短く、25分で終点の長門本に到着。

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地元民たちはさっさと何処かに消え、駅には鉄オタたちが取り残された。折り返しまでは20分あるので、ゆっくりと駅の写真を撮って過ごした。

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Section1-6:最終列車で折り返し(長門本雀田)

小野田線長門本山支線 普通 宇部新川行 長門本18:37→雀田18:42

 長門本山からは、こちらも最終の宇部新川行で折り返し。流石にこちらは地元民の姿はなく、鉄オタ3人での折り返しとなった。

 

この列車は宇部新川行だが、雀田で40分ほど停車し、その間に小野田からの宇部新川経由新山口行が先行する。40分も待つのは敵わないので、雀田で乗り換え。

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Section1-7:居能まで乗りつぶし(雀田居能)

小野田線 普通 新山口行 雀田18:49→居能18:58

 肝心の長門本山支線の乗りつぶしが終わり、今日はこのまま宿へ、と行きたいところだが、このまま小野田に戻ると小野田線の雀田~居能間が未乗のまま残ってしまう。中途半端に未乗区間を残すのは嫌なので、一旦、居能駅まで向かう。

 

とは言っても、雀田~居能も3駅で9分。あっという間に着いてしまった。

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Section1-8:DQNに閉口(居能小野田)

小野田線 普通 小野田行 居能19:05→小野田19:30

 宇部線小野田線乗りつぶしが終わり、あとは今日の宿泊地である小野田へ向かうのみ。今日何度も乗った123系に再び乗車して、小野田へ。

 

静かな車内だったが、南中川で突如として地元DQNが大量乗車。こういう輩は車を使うものだとばかり思っていたが、金が無いのかなんなのか

車内が動物園状態となり、耐えること約10分、終点の小野田でなんとか解放。なかなか東京ではお目にかかれないタイプの、典型的田舎ヤンキーであった。

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今日の宿泊地は、ここ小野田。駅から歩いて10分ほどの「パークイン山陽小野田」。綺麗だし、朝食と大浴場付きで税込5,000円。なかなか良い宿であった。

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(2日目へ続く)