また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2018年秋】東北を旅行してきた話①【1日目:東京→盛岡】

この日の行程

1-1 東北新幹線 超特急やまびこ41号 盛岡行 東京0604 → 一ノ関0836

1-2 大船渡線 普通 気仙沼 一ノ関0909 → 気仙沼1034

1-3 大船渡線BRT 盛行 気仙沼1049 → 1157

1-4 三陸鉄道南リアス線 釜石行 1317 → 釜石1410

1-5 岩手県交通 釜石船越線 道の駅やまだ行 釜石駅前1426 → 道の駅やまだ1514

1-6 岩手県交通 釜石船越線 上大畑行 道の駅やまだ1543 → 釜石駅前1631

1-7 釜石線東北本線 普通 盛岡行 釜石1747 → 盛岡2038

 

Section1-1:超特急で北へ出発

東北新幹線 超特急やまびこ41号 盛岡行 東京0604 → 一ノ関0836

 

1123日、今日から世間は三連休。10月の3連休は日頃の仕事の忙しさに負け、家でぐーたら過ごしてしまったので、今回は一念発起して旅に出ることに。

 

3連休といえば、JR東日本から発売される「三連休東日本・函館パス」がおトクだ。というわけで、今回はこのきっぷで東北のローカル線を攻めてみたいと思う。

 

最初の列車は東北新幹線のやまびこ41号。

 

発車の10分ほどの前に入線してきた。


 

 

3連休といえど、やまびこ号は人気がないのか空席が多数。上野、大宮と過ぎても私の隣には人が来ず、快適である。

 

この日は快晴。

 

だったのだが、仙台を過ぎると少し車窓がどんより。東京は晴れてたのになぁ。

 

2時間半ほど乗車して、乗り換え駅の一ノ関に到着。ホームに降り立つと、外は雪が降っており激寒だった。

 

Section1-2:雪の大船渡線

大船渡線 普通 気仙沼行 一ノ関0909 → 気仙沼1034

 

一ノ関では30分ほどの乗り換え時間。この時間を利用して、酒と食料の調達を済ませておく。今日の行程的にこの先はあまり大きい街がないので、買えるときに買っておくのが重要だ。

 

大船渡線気仙沼行はキハ100系の2連。乗車位置の先頭で並んでいたので、問題なくボックスを確保できた。

 

発車後は雪景色を肴に一ノ関の地酒「関山」をいただく。朝の 9時から飲むのは流石にどうかと思わないこともないが、まあ旅のときくらいはいいだろう。

 

原酒ということで、通常の日本酒よりもちょっとキツい。朝からペロペロになりながら車窓を眺める。

 

1時間半で終点の気仙沼に到着。ここでBRTに乗り換えである。

 

Section1-3:BRTに初乗車

大船渡線BRT 盛行 気仙沼1049 → 1157

 

気仙沼から先の大船渡線は、かの東日本大震災の影響で線路が甚大な被害を被り、バス高速輸送システム(BRT)として復旧された区間である。

 

鉄道として走っていた頃に乗ったことはあったものの、BRTになってからはこれが初乗車となる。

 

まあ、専用道を走るということ以外は特に通常の路線バスとは変わらない。

早起きの影響もあって爆睡しているといつの間にか大船渡線の市内に。

 

終点の盛駅も、鉄道としての駅の面影を残していた。

 

Section1-4:再び鉄路で

三陸鉄道南リアス線 釜石行 盛1317 → 釜石1410

 

盛では1時間ほどの待ち時間。昼飯を食べられるところを探したのだが、めぼしい店がなく、仕方なく駅近くのショッピングセンター済ませた。

 

後続のBRTが到着する前に駅へと戻る。

 

釜石からの折り返しの列車は単行ではあるものの、乗車した時点では乗客は少なく、進行方向海側の座席をゲットできた。


 

発車後は、三陸海岸沿いに北へと進んでいく。海沿いを走るので、さぞ景色がいいのだろうと思っていたが、区間の半分くらいはトンネル。まあ、地形的に仕方ないのだろう。

 

それでも吉浜付近ではコバルトブルーの大海原が。

 

盛と釜石は意外と近く、1時間かからずに終点の釜石に到着。

 

Section1-5:路線バスで寄り道

岩手県交通 釜石船越線 道の駅やまだ行 釜石駅前1426 → 道の駅やまだ1514

 

釜石からは釜石線で今日の宿泊地である盛岡へ向かえばよい、のだが時間もあるので路線バスで少しだけ寄り道してみることにする。

 

というわけで国際興業そっくり、というか同じ塗装の岩手県交通バスに乗車し、道の駅やまだで下車。

 

Section1-6:釜石へ戻る

岩手県交通 釜石船越線 上大畑行 道の駅やまだ1543 → 釜石駅前1631

 

道の駅やまだで地酒とイカ丸干しを購入。再び釜石方面のバスに乗車し、釜石駅へと戻る。

 

釜石から同じバスに乗り継いできた人たちの多くは、ここで宮古方面のバスに乗り継ぐようだ。

 

帰りは海側の座席を確保し、夕暮れの海を眺めながら釜石駅へと戻った。

 

Section1-7:盛岡へのロングラン

釜石線東北本線 普通 盛岡行 釜石1747 → 盛岡2038

 

今日最後の列車は、東北本線に直通する、釜石線の盛岡行。同じ岩手県内にもかかわらず盛岡までは約3時間を要するというロングラン列車である。

 

発車した時点で外はもう暗く、景色は望めない。

ということで、呑み鉄活動に勤しむことにする。

 

まずは東北限定の黒ラベルと牛タンジャーキーで一杯。

 

さらに、盛岡の地酒「浜娘」と道の駅やまだで購入したイカ丸干しで第二ラウンド。

 

そんなことをしていると、程よくアルコールが回ってくる。

 

途中、釜石線最大の中間駅である遠野で行き違いのため停車。上下車も少しあったようだ。(というか遠野以外ではほとんど上下車がなかった。)

 

花巻を過ぎて東北本線に入ったあたりからは爆睡。気がつくと盛岡の一駅手前の仙北町で、私のボックスにも他の人が座っていた。いそいそと荷物をまとめ、終点の盛岡で下車。

 

盛岡といえばわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺の三大麺が有名だ。店が宿から近そうということで、この日はじゃじゃ麺を食べることに。

 

じゃじゃ麺の大盛りをいただく。ピリ辛の肉味噌と生姜、ニンニクのパンチが効いていて美味。もともと辛いものが好きということもあり、美味しくいただくことができた。

 

さらに〆に、残った肉味噌に卵を落とし、そこにスープを入れてもらい「チータンタン」の完成。

 

スープまで飲み干し、お腹いっぱいになったところでホテルへ。

 

この日の宿は「東横イン盛岡駅前」。

 

これにて旅1日目は終了。お疲れ様でした。