また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2019年2月】中国地方を旅行してきた話②【2日目:小野田→岩国】

Section2-1:山陽本線なのに(小野田下関)

山陽本線 普通 下関行 小野田8:06→下関8:46

2日目、まずはホテルの朝食でスタート。良い1日は良い朝食から、である。

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 740分頃、ホテルを出て、最寄りの小野田駅へ。

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 今日使う指定券を受け取ったのち、ホームで列車を待つ。

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 山陽本線なので、流石に4両ぐらいは繋いでいるだろうと勝手に思っていたのだが、実際にやってきた下関行はわずか2両。それでも余裕で座れたので、その程度の需要しかないといえばそれまでなのだろうが、何か悲しい気持ちになる。

 

流石に、下関が近づくと乗客が増え、立ち客もそこそこ。それでも混雑とは程遠い状態のまま、終点の下関に到着。

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Section2-2:のんびり、タラコ色の気動車で(下関串)

山陰本線 普通 小串行 下関8:59→小串9:44

 下関で一旦出場し、改めて入場。山陰本線の列車が出る、6番ホームへと向かう。

 

ほどなくして列車が入線。タラコ色のキハ4740?)の2連での運転のようだ。

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 都心側から離れていく列車なので、それほど乗客は多くなく、のんびりした雰囲気。少ない乗客も、綾羅木やら福江やら、割とすぐに降りてしまい、車内はすぐにガラガラに。

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 福江~吉見の間では、車窓に日本海が見えたので、カメラを取り出してパチり。

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 その後もこまめに乗客を降ろし、終点の小串には定刻通り9:44に到着。

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Section2-3:日本海を望みつつ(小串長門市

山陰本線 普通 長門市行 小串10:01→長門市11:26

 小串で向かい側に停車していた長門市行に乗り換え。

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 小串駅では、タラコ色の気動車同士が並んだ。左がこれから乗車する長門市行。右は下関行。

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 小串を出ると、長門二見までは車窓に日本海が広がる。サービスなのか速度制限なのかはわからない(多分速度制限)が、かなり速度を落としてくれたので、此れ幸いと写真を撮っておいた。

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途中の特牛駅は、日本でも有数の難読駅。読めますか?

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 特牛を出ると、阿川で12分間の小休止。外に出て、列車や駅の写真を撮って過ごす。なかなか年季が入っていていい駅舎だった。

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 阿川発車後は、再び海を見ながら長門市へ。

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 途中、阿川時点では私を含め2人しかいなかった乗客も、長門市が近づくと徐々に増え、長門市に着く頃には10人ほどになっていた。長門市には11:26の到着。

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Section2-4:観光列車で萩へ(長門市東萩)

山陰本線 快速〇〇のはなし 東萩行 長門市12:22→東萩12:57

長門市からは、萩に寄り道すべく山陰本線を東へ進む。この時間だと、普通列車14:34発の木与行まで約3時間空いてしまうが、12:22に観光列車「〇〇のはなし」がある。丁度良いので、短区間ではあるがこれに乗って東萩を目指す。

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 12:18頃に列車が入線。この列車自体は下関から走ってきているので、本当は下関から指定をとりたかったのだが、残念ながら長門市からでないと空席が残っていなかった。

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 盛大なお見送りを受けながら長門市を発車。

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 再び、海を見ながら萩へと進む。

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 ちなみに車内はこんな感じ。和モダンとでも言えばいいのだろうか。

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車内では、長門市駅で調達した長門市の地酒「青海島」と仙崎のちくわで呑み鉄タイム。やはりちくわと日本酒の相性は抜群である。

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 萩駅でも盛大なお見送りを受けたのち、長門市から30分強で終点の東萩に到着。

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Section2-4-1:萩を観光

 さて、せっかく萩までやって来たので、少し萩の街を観光してみようと思う。東萩14:39発の列車で長門市方面に戻りたいので、時間は約1時間半。それほど大きい街ではないので、十分に観光できるだろう。

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 というわけで、早速萩の城下町方面へと歩き出す。

 

商店街を抜けて歩いていく。

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 途中の郵便局がなんともいい雰囲気。

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 15分ほどで城下町エリアに到着。確かに、時代の色を濃く残すいい雰囲気である。ブラブラしながら写真をパシャパシャ。

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 まだ時間があったので、萩城跡もついでに見学。流石に中に入る時間はなかったので、外から見るに留めたが。

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 萩城のエリアまで来てしまうと、東萩駅に戻るよりも、玉江駅の方が近い様子だったので、そのまま玉江駅方面へと歩く。途中の常盤大橋から見える景色もなかなかいい感じ。

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 そのまま歩いて、玉江駅には14:40頃に到着。

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Section2-5:ローカル駅から長門市へ(玉江長門市

山陰本線 普通 長門市行 玉江14:48→長門市15:17

 玉江からは、長門市行に乗車して長門市へと戻る。小さな無人駅なので、私以外に乗る人なんていないだろうと思っていたが、学生さんを中心に6名ほどの乗車があった。

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 長門市までは30分ほど。旅の記録をつけたり、スマホの充電をしたりと忙しなくしていると、すぐに到着してしまった。

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Section2-6:美祢線で南下(長門市厚狭)

美祢線 普通 厚狭行 長門市15:22→厚狭16:26

 長門市では、山陰本線の小串行と美祢線の厚狭行がすぐの接続。小串行に乗り換えた客の方が多いように感じたが、小串行はキハ40の2連、厚狭行はキハ120の単行ということもあり、車内自体は厚狭行の方が混雑していた。

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 私は美祢線に乗車するので、なんとかロングシートの空きを見つけて着席。まあ、ロングシートなので、座ってしまえばどこでも一緒だ。

 

私がまだ中学生の頃、温泉に入るために下車した長門湯本駅於福駅を懐かしみながら進んでいく。

 

美祢線自体は他の山口県をほぼ真っ直ぐに南北に走っていることもあり、陰陽連絡線としてはかなり短い路線である。長門市から1間ほどの乗車で山陰側から山陽側へと再び戻って来た。

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Section2-7:またも2両の山陽本線(厚狭新山口

山陽本線 普通 新山口行 厚狭16:53→新山口17:26

 厚狭からは、今日の宿泊地である岩国を目指し、山陽本線を東進する。宇部から宇部線に入ってしまう宇部新川行を見送り、後続の新山口行に乗車する。流石に夕方の帰宅時間帯に差し掛かっているし、4両繋いでくるだろうと思いきや、またも2両での運転。まあ、それでも空きボックスがあるくらいだったので、構わないのだが。

 

乗り換えとなる新山口までは30分ほど。景色を眺めたり、読書をしたりして暇を潰していた。

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 途中、雲がきれいだったのでパシャり。

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 新山口には定刻通り、17:26に到着。

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Section2-8:ようやく長編成(新山口岩国)

山陽本線 普通 岩国行 新山口17:36→岩国19:30

 新山口で接続の岩国行に乗り換え。流石に2両ということはなく、115系の4連が充当された。

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 2ドアタイプなので、転換クロスシートで座席数も多く非常に快適である。ちなみに4だとかなり供給過剰らしく、車内はガラガラ。まあ日曜日だし多少はね?

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 発車後は、山口県山口市の地酒「山頭火と仙崎のじゃこ天で呑み鉄タイム♪

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 新山口から岩国は同じ県内とは言えどかなり遠く、約2時間を要する。ということで、山口県岩国市の地酒「五橋」と下関銘菓「巌流焼」で呑み鉄第二ラウンド。

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 徳山を過ぎると乗客は減り始め、下松、光と停車したところで車内はガラガラに。3両目の乗客は私の他に1人だけという状況に。

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 その後も乗客はほとんど増えず、新山口発車から約2時間後、岩国に到着。今日の旅はここまで。

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 今日のお宿は「アルファーワン岩国」。

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 そして晩御飯は岩国のソウルフード(?)らしい駅前の「寿栄広食堂」で中華そば。澄んだスープが体に染み渡る、優しいお味だった。

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 食後は宿に戻り、就寝。

 

(3日目へ続く)