また旅。

旅の記憶の物置小屋

【18-03:中国-03】夜の若桜鉄道訪問【餘部→鳥取】

3月2日(金)後編 餘部鳥取

行程

Section 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
1-7 普通 浜坂行 餘部 17:59 浜坂 18:12
1-8 快速 鳥取 浜坂 18:15 鳥取 19:04
1-9 普通 大原行 鳥取 19:08 郡家 19:23
1-10 普通 若桜 郡家 19:26 若桜 19:56
1-11 普通 郡家行 若桜 20:52 郡家 21:23
1-12 普通 鳥取 郡家 21:43 鳥取 21:56

Section1-7:餘部をあとに

山陰本線 普通 浜坂行:餘部 17:59→浜坂 18:12

17:59発の浜坂行は定刻通りにやってきた。

山陰本線 キハ47系 餘部駅にて

こういう誰もいない駅で列車が遅れていると「本当に列車は来るのか?」と意味も無く不安になるので、定時運転はありがたい限りだ。

車両は言うまでもないがキハ47系の2連。すぐに終点の浜坂に到着し、乗り換えとなる。


Section1-8:一応"快速"です

山陰本線 快速 鳥取行:浜坂 18:15→鳥取 19:04

3分の乗り継ぎで、鳥取行の快速に乗り換え。快速と謳ってはいるが、通過するのは居組1駅だけという、なんとも寂しい快速だ。

浜坂発車時点では静かな車内だったのだが、岩美駅で乗ってきた高校生が非常に騒がしい。会話は下品だわ、乗車マナーは悪いわでキレそうになる。おそらくあそこの高校なんだろうな(断定は避けておく)、と思い偏差値を調べてみると「あっ…(察し)」となった。旅行していて思うのは、田舎の方が高校生の乗車マナーが悪い。(一概には言えないが)都心の電車は混んでいて、マナー悪く乗りようがないというのもあるかもしれないが。

うるさい学生との時間を、旅行の記録をつけながらなんとか耐え、19:04、定刻通りに鳥取駅に到着。


Section1-9:帰宅ラッシュの列車で

因美線 普通 大原行:鳥取 19:08→郡家 19:23

鳥取で対面に停車していた因美線の大原行に乗り換え。智頭から智頭急行に入って大原まで直通する列車ということで、車両も智頭急行のH0T3500形気動車での運転である。

因美線 HOT3500形 鳥取駅にて

帰宅ラッシュの時間ということで、車内は立ち客多数。もっとも1ボックスに2人しか座っていないところが多く、座ろうと思えばいくらでも座れる状態ではあったが…。

郡家まではわずか3駅で15分。寝過ごすと大変なことになるので、本を読んで過ごした。


Section1-10:夜の若桜

若桜鉄道若桜線 普通 若桜行:郡家 19:26→若桜 19:56

郡家でも、対面に停車していた若桜鉄道若桜行に乗り換え。1両だったが、各ボックスに1人ずつという感じの落ち着いた状態。発車前に運転手に、1日フリー乗車券を買い求めたが、現在持ち合わせが無いということで若桜駅で購入して欲しいとのこと。まあ、時間も遅いし仕方ない…。こんな時間からフリー乗車券を買おうとする方が悪いと思う。

暗くて景色は楽しめないが、各駅の雰囲気は非常に良さそうだ。今度は明るいときに乗りに来たいなぁ、と思いながら若桜着。ここで1日フリーきっぷを購入した。

若桜鉄道 WT3000形 若桜駅にて


Section1-11:1時間待って折り返し

若桜鉄道若桜線 普通 郡家行:若桜 20:52→郡家 21:23

若桜駅で折り返しの列車の時刻を調べると、なんと1時間後。乗って来た列車がすぐに郡家方面へ折り返すと思っていたのだが、そんなことはなかった。

時間があるので、夜の若桜の町を徘徊してみる。宿場町の雰囲気が色濃く残っており、蔵が建ち並ぶ様子が素敵だ。若桜の町も今度明るいときに再訪したいところ。

若桜の町並み

町は人っ子1人歩いておらず、少し不気味だったのと、冷え込んでいて非常に寒かったこともあり、30分程度の徘徊でそうそうと退散し駅へと戻る。あとの30分は駅の待合室で潰すことに。

若桜駅

20:47頃に列車が入線し乗車。

若桜鉄道 WT3300形 若桜駅にて

さきほど来た道を郡家へと戻る。若桜から一緒に乗車した飲み会帰りといった感じの団体は、車内で若桜鉄道の将来について真剣に議論していた。駅員氏とも親しげに話していたし、若桜鉄道の社員だろうか。

八頭高校前では、八頭高校の野球部の学生が何人か乗車。こんな時間まで練習ご苦労様と心の中で声をかけておく。

八頭高校前を出ると、次は終点の郡家。21:23、定刻通りに到着。


Section1-12:今日の最終ランナー

因美線 普通 鳥取行:郡家 21:43→鳥取 21:56

郡家で20分待ち、因美線鳥取行に乗車。この時間だったが、郡家駅で列車を待つ人は意外と多かった。待っていた人の8割が鳥取行に、2割が智頭行にそれぞれ乗車していった。鳥取行はまたも智頭急行のHOT3500形。先ほどと異なるのは鉄道むすめ「宮本えりお」もヘッドマークがついていることか。

郡家から15分、3時間前に通った路を戻り、今日の宿泊地、鳥取駅に再び降り立った。

鳥取駅 駅名標

宮本えりおヘッドマーク

下車後は、とりあえず晩飯をということで、駅から歩いて5分のところにある「ごっつぉらーめん 鳥取店」へ。

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名物の牛骨ラーメンと締めのおじやを頂く。スープにほのかに牛肉の風味が感じられて美味しかった。おじやまで食べたせいで腹がパンパンになってしまったが…。

ごっつぉラーメン+おじや

食後は今宵の宿である「スーパーホテル 鳥取駅北口」にチェックイン。スーパーホテル系列に宿泊するのは久しぶりだが、部屋は清潔だし、朝食も無料だし、温泉も付いているしで、これで5000円なら決して悪くない。

スーパーホテル鳥取駅北口 室内

いつも通り洗濯と充電を済ませたのち、就寝。

(2日目前編へ続く)