また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2018年冬】四国・九州を旅行してきた話⑥【6日目:(新門司港→)小倉→唐津】

この日の行程

6-0阪九フェリー神戸新門司港航路 やまと 新門司港行 神戸港18:30→門司港7:00

6-1日豊本線 特急にちりんシーガイア7号 宮崎空港行 小倉8:33→大分10:03

6-2豊肥本線 特急あそぼーい92号 阿蘇行 大分10:29→阿蘇12:20

6-3:大分バス 特急やまびこ号 JR熊本駅前行 阿蘇駅13:12→大津駅南口14:14

6-4豊肥本線 普通 熊本行 肥後大津14:22→熊本14:53

6-5九州新幹線 超特急さくら560号 新大阪行 熊本15:01→新鳥栖15:25

6-6長崎本線 特急かもめ83号 長崎行 新鳥栖15:42→諫早17:01

6-7大村線佐世保線 普通 佐世保行 諫早17:20→佐世保18:42

6-8佐世保線 普通 長崎行 佐世保19:15→早岐19:32

6-9佐世保線 普通 鳥栖行 早岐19:33→有田19:45

6-10松浦鉄道西九州線 伊万里行 有田20:01→伊万里20:24

6-11筑肥線 普通 唐津行 伊万里20:30→唐津21:21

 

Section6-0:フェリーでの朝(新門司港→小倉)

6時過ぎに船内放送で目が覚める。朝風呂を浴び、身支度を済ませると、程なく新門司港に到着。

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フェリーターミナルからは、連絡バスで小倉駅へと移動。小倉駅には8時前に到着。

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Section6-1:貴重な783系特急で(小倉→大分)

日豊本線 特急にちりんシーガイア7号 宮崎空港行 小倉8:33→大分10:03

 

小倉駅で、今日から使用するきっぷ類を購入・発券。改札内に入場し、九州名物かしわうどんで朝ごはんとする。

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これから乗車するにちりんシーガイア783系での運転。博多~大分間の特急はほとんどが883or885系での運転となるので、この区間783系に乗れるのはかなり貴重と言える。

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自由席の並び列がかなり長かったので若干焦ったが、なんのことはなく窓側席を確保できた。よく考えると、783系は1両にドアが1つしかないため、列が長くなりがちなんだなと自己解決。ʅ◟)ʃ

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この日の九州はあいにくの荒天。どんよりした空の下を大分へと走る。

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大分には、10:03定刻通りに到着。783系、やっぱカッコいい。九州の特急全般に言えることかもだけど

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Section6-2:あそぼーいで前面展望(大分→阿蘇

豊肥本線 特急あそぼーい92号 阿蘇行 大分10:29→阿蘇12:20

 

大分駅みどりの窓口で、次の乗車予定の特急あそぼーい92号の指定券を購入。パノラマ席に空席があったので、そこを指定して購入した。

 

あそぼーい92号は大分で12分ほど停まるようで、私がホームに上がると既に入線済み。

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1号車の前方、パノラマシートに陣取る。

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天気は良いとは言えないが、やはり前面展望は楽しい。流れる景色を楽しみながら、阿蘇へと向かう。

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途中、ウトウトしてしまった区間もあったが、前面展望を楽しみながら2時間弱、終点の阿蘇に到着。ここから先、肥後大津までは、熊本地震の影響で長期運休となっているが、さて、どうする?

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Section6-3:バスで分断区間を突破(阿蘇駅前→大津駅南口)

大分バス 特急やまびこ号 JR熊本駅前行 阿蘇駅13:12→大津駅南口14:14

 

阿蘇からは、大分~熊本間の都市間バスに少しだけ乗車し、不通区間の西端、肥後大津駅へと抜ける。

バスの発車までは50分ほどあったため、駅前の道の駅で馬肉の肉まんを食べて腹ごしらえ。

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食後は、駅前のバスターミナルで、大勢の中国人観光客とともにバスを待つ。少し天候が回復し、阿蘇山がよく見えていた。

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バスは3分ほど遅れてやってきた。肥後大津までの所要時間は約1時間。景色を眺めながら過ごす。

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途中に山越え区間があり、阿蘇近辺の街を一望。晴れていればもっといい景色だっただろう。

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1時間ほどの乗車で肥後大津に到着。

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Section6-4:再び鉄道で熊本へ(肥後大津→熊本)

豊肥本線 普通 熊本行 肥後大津14:22→熊本14:53

 

肥後大津駅からは、再び鉄道の旅に復帰。ここから先は熊本の都市圏内であり、電化もされている。熊本方面へは1時間に3本程度の本数が確保されており、この駅を境に豊肥本線は路線としての性格が大きく変わると言えるかもしれない。もっとも、肥後大津からの阿蘇大分方面は現在は運休中だが

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すぐに熊本方面からの折り返し列車が入線。815系の2両編成である。

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流石に政令指定都市の熊本だけあって、駅間が短く、各駅の乗降も多い。こまめに停車し客を増やしながら(市電乗り換えの新水前寺では流石に多くの下車があったが)、終点の熊本に到着。

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Section6-5:短すぎる新幹線乗車(熊本→新鳥栖

九州新幹線 超特急さくら560号 新大阪行 熊本15:01→新鳥栖15:25

 

熊本駅で急ぎ新幹線特急券を購入し、博多方面ホームへ。ホームに上がると、ちょうど乗車するさくら560号が入線してきたところだった。

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自由席の並び列はそこそこ長かったものの、熊本以南からの乗客がほとんどいなかった(or熊本で降りてしまった)ので、座席確保は余裕。

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久しぶりにコンセントのある列車に乗れたので、スマホの充電をしつつ過ごす。とは言っても、久留米を出るとすぐに下車駅の新鳥栖で、充電もほとんどできないまま到着してしまった。速すぎるのも考えものだ。

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Section6-6グリーン車を丸ごと貸し切り(新鳥栖諫早

長崎本線 特急かもめ83号 長崎行 新鳥栖15:42→諫早17:01

 

新鳥栖長崎本線に乗り換え。駅前は駐車場しかなく、本当に新幹線と長崎本線を乗り換えるために作られた駅という感じだ。将来的にはここで長崎新幹線が分岐するのだろう。

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新鳥栖駅の窓口で、諫早までの特急券を買い求める。訳あって、ここはグリーン車利用にしてみた。

訳というのは、新鳥栖諫早間の距離。この区間97.5kmあり、100kmまでのグリーン料金にギリギリで収まる区間となる。九州の100kmまでのグリーン料金は1030円で、指定席に+510円すればグリーン席に座れることになる。(¥1030(グリーン料金)ー¥520(指定席料金)=¥510

 

ほぼワンコインの出費で指定席をグリーン席にアップグレードできるということで、今回はグリーン利用にした次第。

 

特急かもめ83号は、号数からもわかるように、年末の臨時便であり定期の特急ではない。しかし、まだ26日、仕事納めしていない人が多いただの平日ということで、輸送力が過剰だったらしく、列車はガラガラ。先頭の1号車に至っては、誰も乗っていなかった。

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ということで此れ幸いとグリーン車を貸し切り状態で快適に過ごす

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多良~肥前大浦間では有明海が車窓いっぱいに広がった。どんよりだけど…

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快適で楽しい時間というのは早く経つもので、諫早までの1時間20分はあっという間。結局最後まで1号車は貸し切りだった。

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Section6-7:シーサイドを北上(諫早佐世保

大村線 普通 佐世保行 諫早17:20→佐世保18:42

 

諫早からは、大村線に乗車し、長崎県を北上する。学生の帰宅時間帯と重なっており、2両の車内は結構な混雑。なんとか座れたが、もう暗いので、車窓を楽しめそうな感じではない。

 

する事が無さ過ぎるので、PCを開き、動画編集タイム。大村や竹松といった駅で徐々に学生が降りていき、車内は落ち着いた。

 

佐世保には定刻通り、18:42に到着。

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Section6-8佐世保といえば?(佐世保早岐

佐世保線 普通 長崎行 佐世保19:15→早岐19:32

 

佐世保に到着。折り返して早岐まで戻る必要があるが、発車までは30分ほどの待ち時間がある。非常に空腹でもあるので、ここは佐世保名物「佐世保バーガー」を食べていこうと思う。

とはいえ、それほど時間があるわけでもないので、駅併設の「LOG KIT」でスペシャルバーガーを注文した。駅コンコースのベンチで食べる。950円するだけあって、バーガーキングも顔負けのボリューム感。パンにも焼き目がついており、卵は半熟、パティもジューシー。これなら1000円出す価値はあるかな、と思う。

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食後は、19:15発の長崎行に乗車。3両繋いでいるので、若干空いており発車5分前でも楽に座れた。

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15分ほどで早岐に到着。

 

Section6-91分で乗り換えて(早岐→有田)

佐世保線 普通 鳥栖行 早岐19:33→有田19:45

 

早岐で、向かい側に停車していた普通鳥栖行に乗り換え。時刻表上接続しているので、待ってくれるのは分かってはいるものの、1分しかないので小走りで乗り換え。

 

下車する有田までは2駅でわずか12分。落ち着く間もなく到着である。

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Section6-10:単行気動車夜を往く(有田→伊万里

松浦鉄道西九州線 伊万里行 有田20:01→伊万里20:24

 

有田からは、松浦鉄道を利用して伊万里へと抜ける。伊万里行は新形気動車の単行。

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時間があったので、有田駅の改札外に出てみる。

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流石に20時を回ると通勤通学の時間も終わりらしく、車内はガラガラ。(首都圏だとまだまだ混んでいる時間帯だが…ʅ◟)ʃ

 

松浦鉄道は非常に駅間が近く、有田~伊万里間も駅数こそ多いものの距離は近い。20分ほどで伊万里到着。

 

Section6-11:最終列車で唐津へ(伊万里唐津

筑肥線 普通 唐津行 伊万里20:30→唐津21:21

 

伊万里からは筑肥線で本日の宿泊地、唐津へと向かう。伊万里の駅は不思議な構造で、松浦鉄道JRの駅舎が通りを挟んで向かい合っており、その2つが歩道橋で結ばれている。

 

私も案内の通りに歩道橋を通ってJRの駅へ。真黄色の単行気動車に乗り込んだ。

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車内はどこか薄暗く、お客さんもどこか気だるげ。私も眠気がピークで気分はそんな感じだ。

 

最終的には、私と同業者のおじさんの2人だけとなり、終点の唐津に到着。

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今日のお宿は「唐津第一ホテル」。

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チェックイン後は、唐津の夜の街に繰り出し、呼子イカを楽しんだ。

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23時過ぎにホテルへと戻り、就寝。

 

(7日目へ続く)