また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2018年冬】四国・九州を旅行してきた話⑦【7日目:唐津→人吉】

この日の行程

7-1筑肥線福岡市営地下鉄空港線 快速 福岡空港行 唐津6:38→博多7:56

7-2鹿児島本線 普通 鳥栖行 博多8:02→原田8:40

7-3原田線代行バス 桂川行 原田8:48→桂川9:36(9:25)

7-4福北ゆたか線 普通 黒崎行 桂川9:27→黒崎10:28

7-5鹿児島本線 普通 門司港行 黒崎10:37→枝光10:44

7-6鹿児島本線 普通 門司港行 枝光12:02→小倉12:14

7-7日田彦山線 普通 田川後藤寺行 小倉12:44→田川後藤寺13:43

7-8日田彦山線 普通 添田行 田川後藤寺13:46→添田14:00

7-9日田彦山線代行バス 日田行 添田14:20→夜明15:19

7-10久大本線 普通 久留米行 夜明15:42→久留米16:33

7-11鹿児島本線 快速 荒尾行 久留米16:57→荒尾17:30

7-12鹿児島本線 普通 八代行 荒尾17:50→熊本18:36

7-13鹿児島本線 普通 八代行 熊本19:20→八代19:57

7-14肥薩線 普通 人吉行 八代19:59→人吉21:21

Section7-1:福岡の朝ラッシュを往く(唐津→博多)

筑肥線福岡市営地下鉄空港線 快速 福岡空港行 唐津6:38→博多7:56

 

この日はこの度一番の早起き。5時半に起床し、身支度を済ませて唐津駅へ。

 

唐津駅からは、福岡市営地下鉄に直通する、快速の福岡空港行に乗車。筑肥線では珍しい、唐津筑前前原間で快速運転を行う列車である。

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流石に唐津は福岡市の通勤圏内には入っていないのか、唐津発車時点では車内はガラガラ。しかし、筑前前原辺りから福岡通勤圏に入ったようで、どんどん乗客が増え、通勤ラッシュとなった。

 

私はというと、ロングシートの混雑した電車では特に何もできないので、博多まで睡眠時間の補填に当てていた。

Section7-2:前の3両だけが…(博多→原田)

鹿児島本線 普通 鳥栖行 博多8:02→原田8:40

 

博多駅姪浜~博多間の300円を払って出場。JR博多駅へと向かう。

 

鹿児島本線のホームに上がると、ちょうど鳥栖行の普通列車が到着。後の快速に乗るつもりだったのだが、これに乗っても今日の予定に支障はないので、乗車することにする。

 

朝ラッシュのピーク時間帯の列車のためか、到着した列車は大混雑。博多駅には大量の乗客が吐き出された。

 

この列車、9両のうち前3両だけが鳥栖行で、後6両は二日市で切り離すとのこと。二日市より先に行きたい私としては前3両に乗車する必要があったが、ホームはすごい人で前方までとても行けそうな感じではない。とりあえず二日市止まりの車両に乗り込んだ。

 

南福岡を出たあたりで、前の3両へと移動。

 

二日市では切り離しと、特急・快速の待ち合わせのため、8分ほど停車。ここで列車の写真を撮影。

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二日市を出ると、2駅で私の下車駅である原田に到着。

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Section7-3代行バスがぶっ飛ばす!?(原田→桂川

原田線代行バス 桂川行 原田8:48→桂川9:36(9:25)

 

原田駅のロータリーに停車していた、原田線代行バスに乗車。

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乗客は私を入れて5名。1日の運行本数から考えると、まあそんなもんだろう。

 

山あいの道だが、道自体は整備されていて結構スピードが出る。

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結局、桂川駅には時刻表よりも10分以上早く到着。

 

Section7-4:乗れない列車に乗って(桂川→黒崎)

福北ゆたか線 普通 黒崎行 桂川9:27→黒崎10:28

 

桂川駅に着くと、ちょうど列車が到着したところ。目的の直方方面の列車だったので、大急ぎで乗り込んだ。

 

調べてみると、この列車は9:27発の黒崎行普通列車らしい。

 

時刻表上は、先ほどの代行バス9:36桂川駅に到着する。つまり、時刻表通りだと絶対に乗れない列車に乗車できたということになる。まあ、行程が早まる分には特に文句はないのだが

 

朝ラッシュの返し運用なのか、6両(前4両は直方で切り離し)も繋いでいるので完全に輸送力過剰。ガラガラの車内でのんびりと過ごす。

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直方駅で前4両を切り離すため、小休止。

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後ろの2両が黒崎まで走る。

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ここで、後続の直方行快速に追いつかれる。どうせここで追いつけるんだったら、桂川で急いで乗らなくても良かったな。(´ω`)

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直方から先は2両になったせいもあり、北九州の街へ出ようとする人でそれなりに混雑しつつ、黒崎に到着。

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Section7-5:ひとっ風呂浴びに(黒崎→枝光)

鹿児島本線 普通 門司港行 黒崎10:37→枝光10:44

 

黒崎で後続の普通列車に乗り換え。

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3駅目の枝光で下車。

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ここから歩いて、海沿いの温泉施設「八幡天然温泉シーサイドスパ」へ。

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塩辛いお湯で、旅の疲れを癒した。

 

Section7-630分で昼飯(枝光→小倉)

鹿児島本線 普通 門司港行 枝光12:02→小倉12:14

 

再び枝光駅へと戻り、門司港行の普通列車に乗車。関東では見られなくなった415系がやってきた。

 

10分少々の短い乗車で小倉に到着。

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小倉では、次に乗車する日田彦山線の列車まで、きっかり30分の時間がある。ちょっと時間は少ないが、ちょうどいい時間帯なので、ここで昼飯にすることに。

 

九州にやってきたにも関わらず、まだ1杯もラーメンを食べていなかったので、駅ビル内「ばさらか」にて豚骨ラーメン。

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九州のラーメンは細麺で茹でるのが早く、提供まで時間がかからないこともあり、1235分ごろには会計を済ませ、店を出ることができた。

 

Section7-7国鉄気動車でのんびりと(小倉→田川後藤寺

日田彦山線 普通 田川後藤寺行 小倉12:44→田川後藤寺13:43

 

再び小倉駅構内へと戻り、2番ホームへ。田川後藤寺行は、キハ47+キハ402両での運転。

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流石に編成が短いので混むかなと思ったが、2両目は空きボックスが多数。完全に杞憂だった。

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昼下がりののんびりとした空気の中を、THE国鉄型の座席で過ごす。

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田川後藤寺には小倉から約1時間、13:43に到着。

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Section7-8国鉄気動車を乗り継いで(田川後藤寺添田

日田彦山線 普通 添田行 田川後藤寺13:46→添田14:00

 

田川後藤寺で、すぐの接続の添田行に乗り換え。今度はキハ472連が充当された。

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日田彦山線は、豪雨災害により添田夜明間がバス代行となっており、この列車の添田までしか行かない。

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田川後藤寺から添田までは僅か15分程度、すぐに到着し、運転手さんに切符を見せて下車。

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Section7-9代行バスで県境越え(添田→夜明)

日田彦山線代行バス 日田行 添田14:20→夜明15:19

 

添田駅で下車後、駅から100mほど離れた代行バス乗り場へ。のんびり歩いていたら、すでにバスは到着していた。

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バスで、福岡県と大分県の県境区間を超える。なかなか緑豊かで、風光明媚な区間だ。鉄道が復旧したら、もう一度乗りに来たいと思う。

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バスは、交通量の少ない道路をスイスイと1時間ほど走り夜明駅到着。

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Section7-10夜明駅ってどんなとこ?(夜明→久留米)

久大本線 普通 久留米行 夜明15:42→久留米16:33

 

夜明で代行バスを降り、駅へと向かう。無人駅だが、駅舎自体は新しく、清潔な感じ。

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跨線橋の上から写真を撮ってみる。列車が来れば中々絵になりそうだ。

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程なくして到着した久留米行の普通列車に乗車。車内はガラガラ。

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久大本線もなかなか景色の良い路線。ちょっと写真を撮ってみたり。

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途中の田主丸駅は、駅舎が「アヒル」。

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そんなこんなで、ぼんやりと過ごすこと約50分で久留米に到着。

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Section7-119両繋げば余裕?(久留米→荒尾)

鹿児島本線 快速 荒尾行 久留米16:57→荒尾17:30

 

久留米からは、熊本方面へと移動する。九州新幹線を使えば速いのだが、久留米~大牟田間の鹿児島本線が未乗のままなので、普通列車で移動することに。(節約の意味もある)

 

8133連を3編成繋いだ9両で快速荒尾行が到着。博多近辺のラッシュ対応なのだろうが、このあたりまで来てしまうと無用の長物で、最後尾の車両に至っては、乗客は私の他に一人だけ。

 

明日の行程について調べていると、すぐに終点の荒尾。

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Section7-12荒尾駅で一休み(荒尾→熊本)

鹿児島本線 普通 八代行 荒尾17:50→熊本18:36

 

荒尾駅で下車。駅名標にいい感じでサビが入っており、雰囲気を感じる。

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駅舎も国鉄風のいい趣き。荒尾駅、初めて降りたが、ちょっといいかもしれない。

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後続の八代行普通列車に乗車。久留米であのまま待っていても同結果なのだが、まあ荒尾駅に降りることができたし、久留米~荒尾間をガラガラの列車で移動できたし、意味はあったと思いたい。

 

荒尾以南は一気に編成が短くなり、2両になってしまったため、列車はそこそこの混みっぷり。

 

木葉田原坂間で急ブレーキによる非常停止。なんだと思ったら、

動物と衝突

したらしい。

 

北海道ではよくあることだが、幹線の鹿児島本線でもこんなことがあるのか!Σ(・・;)

 

結局熊本には20分遅れて到着。今日の宿泊地は人吉なので、このまま八代まで行っても良いのだが、晩御飯の確保に難を感じたため、一旦熊本で下車した次第。

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Section7-13:再び八代行(熊本→八代)

鹿児島本線 普通 八代行 熊本19:20→八代19:57

 

駅ビルで弁当とレンコンチップスを購入し、再び駅構内へ。

後続の八代行に乗車し、今度こそ八代へと向かう。

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家路を急ぐ人たちでそこそこ混んでいたが、宇土や松橋で乗客を減らし、八代に到着。

 

Section7-14:呑みながら人吉へ(八代→人吉)

肥薩線 普通 人吉行 八代19:59→人吉21:21

 

八代では、すぐの乗り換えで向かい側に停車していた人吉行に乗車。

時間がなさすぎて、写真を撮る余裕など全くない。

 

流石にこの時間の、沿線人口の少ない肥薩線となると空いており、単行でも空きボックス多数。

 

 真っ暗でガラガラとなればすることは1つ、呑むことである。というわけで、まずは高知県安田町の地酒「土佐鶴」と熊本のれんこんチップスで1杯。

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そして第2ラウンド、福岡県八女市の地酒「寒山水」純米吟醸と再びれんこんチップス。

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飲みながらAmazonPrimeでアニメを見ていると、人吉まではあっという間。21:21に定刻通り、終点の人吉に到着。

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今日の宿は「ホテル朝陽館」。九州最後の宿なので、ちょっと奮発して和室。

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熊本で買っておいた晩飯を食べ、就寝。

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(8日目へ続く)