また旅。

旅の記憶の物置小屋

ときわ路パスで小旅行してきた話①

9月8日(土)前編 上野→那珂湊

プロローグ

9月8日、土曜日。前日に早く寝たこともあり、朝早くから目が覚めた。天気も悪くなさそうだったので、日帰りで小旅行に出ることに。

ちょうど、9月1日から利用できるようになった「ときわ路パス」を使って、茨城県の未乗路線を乗り潰そうと思う。

ということで、まずは朝の上野駅からスタート。

行程

Section 路線 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
1-1 常磐線 普通 勝田行 上野 0739 取手 0817
1-2 常磐線 普通 勝田行 取手 0843 佐貫 0851
1-3 関東鉄道竜ヶ崎線 竜ヶ崎行 佐貫 0901 竜ヶ崎 0908
1-4 関東鉄道竜ヶ崎線 佐貫行 竜ヶ崎 0919 佐貫 0926
1-5 常磐線 普通 土浦行 佐貫 0946 土浦 1003
1-6 常磐線 普通 水戸行 土浦 1025 水戸 1119
1-7 常磐線 普通 高萩行 水戸 1132 勝田 1137
1-8 ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦行 勝田 1204 阿字ヶ浦 1231
1-9 ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田行 阿字ヶ浦 1242 那珂湊 1254

Section1−1:ときわ路パスを求めて(上野 → 取手)

常磐線 普通 勝田行

上野 7:39 → 取手 8:17

上野からはまず、常磐線の直流区間の北端、取手駅へ向かう。なぜ取手かというと、「ときわ路パス」はフリーエリア区間内の駅でしか発売しておらず、私の家から一番近い駅が取手駅だったため。(それでも遠いが…)

ちなみに、横浜から取手までは青春18きっぷを利用。往復すれば2500円ほどなので、なんとか元は取れている。

7:39発の勝田行に乗車。休日料金で安いので、グリーン車を利用。

E531系グリーン車 ホリデー料金で安いので…

30分強で取手に到着。

取手駅 下車したのは初めて

Section1−2:ときわ路パスの旅、スタート(取手 → 佐貫)

常磐線 普通 勝田行

取手 8:43 → 佐貫 8:51

まずは関東鉄道竜ヶ崎線に乗車するため、次の勝田行に乗車し、佐貫へ。

常磐線 E531系 カメラの設定をミスしてブレブレ

取手〜佐貫は2駅8分。列車を待っている時間の方が長かった。

佐貫駅 すぐに佐貫に到着

Section1−3:3駅だけのローカル線で(佐貫 → 竜ヶ崎)

関東鉄道竜ヶ崎線 竜ヶ崎行

佐貫 9:01 → 竜ヶ崎 9:08

改札を出て、竜ヶ崎線の乗り場へ。取手駅常総線は連絡改札があったが、こちらは改札を出ないと乗り継げないようだ。

ホームには1両の真新しい気動車が停車中。真っ白のボディが眩しい。

関東鉄道 キハ2000形 驚きの白さ

車内に入ると、

コロッケ

がいたるところに。

吊り革とコロッケ 吊り革にコロッケ

ポスターにコロッケ 謎のコロッケ広告も

どうやら竜ヶ崎の名物がコロッケということらしい。

竜ヶ崎に向けて、真っ直ぐな線路を進む。

竜ヶ崎線 前面展望 線路は基本まっすぐ

途中の入地での乗り降りはなく、乗客全員が終点の竜ヶ崎で下車した。

竜ヶ崎駅 竜ヶ崎に到着

竜ヶ崎の駅は昭和感のあるいい内装。Suica端末が不釣り合いだが。(笑)

竜ヶ崎駅 内装 Suica端末が異彩を放つ

Section1−4:竜ヶ崎滞在は11分(竜ヶ崎 → 佐貫)

関東鉄道竜ヶ崎線 佐貫行

竜ヶ崎 9:19 → 佐貫 9:26

竜ヶ崎からは、乗ってきた列車で再び佐貫へ。

関東鉄道 キハ2000形 戻りの列車

(どちらかといえば)都心方面へ向かい列車ということもあり、行きに比べて乗客は多く、かなりの席が埋まっていた。でも、入地駅での乗降はやっぱりなかった。

Section1−5:常磐線を北上開始(佐貫 → 土浦)

常磐線 普通 土浦行

佐貫 9:46 → 土浦 10:03

佐貫に戻ってきたところで、ここからは水戸方面へ向けて常磐線を北上する。まずは、やってきた土浦行に乗車して、終点の土浦まで。20分もかからず、すぐに到着した。

Section1−6:県都水戸へ(土浦 → 水戸)

常磐線 普通 水戸行

土浦 10:25 → 水戸 11:19

土浦から接続の水戸方面の列車はなし。後続の水戸行を待つ。結局、佐貫で後続の水戸行を待つのと同じ結果になってしまった…

車内では乗り換え時間に、NEWDAYSで購入しておいたビールでビールクズ開始。

サッポロビール 午前中から飲むビールは美味い!

酔っ払うと時間の流れが速くなる?ようで、すぐに終点の水戸。

Section1−7:さらに1駅(水戸 → 勝田)

常磐線 普通 高萩行

水戸 11:32 → 勝田 11:37

水戸で、さらに高萩行の普通列車に乗り換え。

水戸駅 発車案内 高萩行に乗り換え

E531系が続いたが、ここからはE501系電車に車両が変わった。

常磐線 E501系 ここからはE501系

1駅なので、乗車時間も僅か。勝田で再び乗り換えとなる。

Section1−8:ひたちなか海浜鉄道に乗ってみる(勝田 → 阿字ヶ浦)

ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦行

勝田 12:04 → 阿字ヶ浦 12:31

ここからは、ローカル線のひたちなか海浜鉄道に乗り換えて阿字ヶ浦を目指す。

30分ほどの乗り換えで、阿字ヶ浦行に乗車。車両は三木鉄道から移籍してきた車両で、第3セクターによくあるタイプの気動車

ひたちなか海浜鉄道 ミキ300形 三木鉄道からの移籍車両

那珂湊へ向かう人が多いのか、車内は程よく混んでいた。

勝田から30分弱で終点の阿字ヶ浦に到着。周囲にはほとんど何もない、いい感じの終着駅。

阿字ヶ浦駅 雲がいい感じ

駅の片隅では、キハ222形が朽ちていた。

ひたちなか海浜鉄道 キハ222形 廃車を待つのみ…なのかな?

Section1−9:海の幸を求めて(阿字ヶ浦 → 那珂湊

ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田行

阿字ヶ浦 12:42 → 那珂湊 12:54

乗ってきた車両に再び乗車し、那珂湊へ。

ひたちなか海浜鉄道 ミキ300形 乗ってきた列車で戻る

天気が良く、車窓の空の色が鮮やか。

ひたちなか海浜鉄道湊線 車窓 車窓もいい感じ

那珂湊駅で下車。

那珂湊駅 勝田を除くと沿線で一番大きい駅になるのかな

歩いて10分ほどの「お魚市場」へ。

那珂湊 お魚市場 多くの人で賑わっている

時間があまりなかったので、その場で食べれる岩牡蠣を2個購入。1個300円×2で600円也。大ぶりで、磯の味が染みていて美味。日本酒か白ワインが欲しくなる。

那珂湊 岩牡蠣 牡蠣は大好物!

(後編へ続く)