また旅。

旅の記憶の物置小屋

【2018年8月北信越旅行記①】新型あずさに乗ってみる【新宿→柏崎】

8月25日(土)前編 新宿→柏崎

プロローグ

7月に四国・九州を巡って以来、泊まりがけの旅行に出れていない…

ただ、長めの休みも取れそうになかったので、とりあえず「週末パス」を使い、1泊2日で北信越の未乗路線を乗りつぶしに行くことに。

というわけで、旅は8月25日(土)早朝の新宿駅からスタート。

行程

Section 路線 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
1-1 中央本線 特急あずさ71号 松本行 新宿 0630 松本 0938
1-2 大糸線 特急あずさ3号 南小谷 松本 1027 南小谷 1142
1-3 大糸線 普通 糸魚川 南小谷 1200 糸魚川 1257
1-4 えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 普通 直江津 糸魚川 1322 直江津 1403
1-5 信越本線 普通 長岡行 直江津 1419 柏崎 1503

Section1−1:新型特急でスタート(新宿→松本)

中央本線 特急あずさ71号 松本行

新宿 6:30 → 松本 9:38

まず乗車するのは、臨時の特急あずさ71号。

新宿駅 発車案内 乗るのは「あずさ71号」

デビューしたてのE353系での運転なのがうれしい。

あずさ71号 E353系 新型のあずさ

車内は山へ向かう装備の人が多く、指定席はすべて完売。車内放送を聞いている限りだと、自由席はかなり混雑していたようだ。

4:30という普段よりも2時間も早い時間の起床だったため、八王子を出たあたりからは爆睡。

気がついたら長野県に入った茅野駅で、登山客が大量に下車。

ガラガラになったので、新車の座席を撮影してみる。全席にコンセントが装備されているのがうれしいポイント。

E353系 座席 まだ新車のにおいの残るシート

終点の松本には9:38の到着。臨時便ということで、定期便よりもかなり時間を要しての到着となった。

あずさ71号 E353系 松本に到着

Section1−2:大糸線に乗ってみる(松本→南小谷

大糸線 特急あずさ3号 南小谷

松本 10:27 → 南小谷 11:42

松本駅では、後続の大糸線に直通する、あずさ3号に乗り換える。

だったら最初から乗っておけと言われそうなものだが、私がこの列車の指定券を抑えようとした時点で、すでに指定席はすべて完売。仕方なく、臨時のあずさ71号で松本まで先回りしたというわけである。

1時間弱の乗り換え時間があったので、信州名物のそばを食べるべく、1番ホームのそば屋へ。特上山菜そば(ねぎトッピング)をいただいた。

松本駅 駅そば 特上山菜そば、ネギトッピング

10分ほど遅れてやってきたあずさ3号に乗車。流石に松本まで来ると自由席もガラガラ。

松本駅で購入しておいた、塩尻の「井筒ワイン」を飲みながら大糸線の車窓を楽しむ。

井筒ワイン 朝から飲むで~

ちょっと雲が多いけど、青空と緑のコントラストはやはり良い。東京近郊じゃなかなか見られない景色が、旅に出ているという実感を高めてくれる。

大糸線 車窓 青と緑のコントラストがよい

信濃大町を過ぎると車窓には木崎湖が。

木崎湖 木崎湖、意外とでかいのね

結局松本到着時点の遅れを引きずったまま、終点の南小谷には10分ほど遅れて到着した。

あずさ3号 E257系 南小谷に到着

Section1−3:大糸線をさらに北へ(南小谷糸魚川

大糸線 普通 糸魚川

南小谷 12:00 → 糸魚川 12:57

南小谷からは、JR西日本区間に入り、日本海側の糸魚川へと抜ける。

予想はしていたが、車両はキハ120系。まあ、2連なだけまだマシか…。

大糸線 キハ120系 東日本で乗る機会は意外と少ない

ただ、残念ながら当然というべきか、数少ないボックスシートに空きはなく、ロングシート部に着席した。(´Д` )

列車は姫川に沿って北上し、約1時間で糸魚川着。改札で南小谷糸魚川の運賃670円を支払って出場。

Section1−4:電化区間気動車で(糸魚川直江津

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 普通 直江津

糸魚川 13:22 → 直江津 14:03

糸魚川からは第3セクターえちごトキめき鉄道直江津へと向かう。

ここでの乗り換え時間は30分弱。駅の外に出るには少々心許ない時間なので、駅舎内に展示されているキハ52系を見学して過ごす。

糸魚川駅 キハ52系 外観 なかなかかわいいお顔

糸魚川駅 キハ52系 内部 車内は国鉄!って感じ

発車の7分ほど前にホームへ。直江津行はET122形の単行。この区間は電化はされているものの、電車での運行には高価な交直流電車が必要となるため、やむなく気動車を用いているらしい。

えちごトキめき鉄道 ET122形 ここからは単行...

隣のホームにはえちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」が停車中。いつかは乗ってみたい列車の1つですなぁ。

ET122型と雪月花 いつかは乗ってみたい...

トンネル駅の筒石駅を通り、日本海に沿って東へ。直江津には14:03に定刻通り到着。

Section1−5:日本海沿いに東へ(直江津→柏崎)

信越本線 普通 長岡行

直江津 14:19 → 柏崎 15:03

直江津信越本線に乗り換え。新潟エリアの標準形式と化したE129系の2連での運転。

信越本線 E129系 新潟地区の標準形式

柏崎までは40分少々、先ほどに続いて短時間の乗車で到着。

柏崎到着後は、昼飯がまだだったので、駅からほど近い「そばよし」で遅めの昼飯。レトロな店構えがなんとも。

ラーメン「そばよし」 雰囲気のある外観

チャーシューメンを注文し、5分ほどで提供。見よ、このビジュアル。(`・ω・´)

そばよし チャーシューメン チャーシューで麺が見えない

チャーシューのボリュームもさることながら、醤油スープがあっさりとしていながらも深みがあり、スーッと体に入っていく、そんな優しい味。都心ではなかなか見られなくなってしまった古き良きラーメンという感じ。ごちそうさまでした。

(1日目後編へ続く)