また旅。

旅の記憶の物置小屋

【18-07:四国・九州-03】阿佐海岸鉄道の風鈴列車に乗ってみる【高知→徳島】

7月14日(土)前編 高知→徳島

行程

Section 路線 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
2-1 とさでん交通桟橋線 桟橋通五丁目行 高知橋 8:04 桟橋通五丁目 8:18
2-2 とさでん交通桟橋線 高知駅前行 桟橋通五丁目 8:32 はりまや橋 8:40
2-3 とさでん交通桟橋線 高知駅前行 はりまや橋 8:50 高知駅 8:55
2-4 土讃線土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 普通 奈半利 高知 9:19 安芸 10:29
2-5 高知東部交通甲浦線 甲浦岸壁行 安芸駅 10:36 甲浦駅 12:51
2-6 阿佐海岸鉄道阿佐東線 普通 海部行 甲浦 13:29 海部 13:40
2-7 牟岐線 普通 牟岐 海部 13:44 牟岐 13:58
2-8 牟岐線 普通 徳島行 牟岐 14:04 徳島 16:03

Section2−1 ちょっとだけとさでん

とさでん交通桟橋線 桟橋通五丁目行 高知橋 8:04 → 桟橋通五丁目 8:18

旅2日目、この日は高知駅を9時過ぎの列車で出発する予定である。

とはいえ、普段起床する6時半に目が覚めてしまったため、ちょっととさでんに乗ってみることに。

ホテル最寄りの高知橋電停から乗車。

高知橋電停

車内は部活に向かう学生さんが多い様子。 桟橋通五丁目までの約15分、とさでん乗車を楽しんだ。

Section2−2 日本三大…

とさでん交通桟橋線 高知駅前行 桟橋通五丁目 8:32 → はりまや橋 8:40

終点の桟橋通五丁目電停付近を少しぶらぶらした後、高知の中心街である、はりまや橋まで戻る。

はりまや橋で下車後は、桟橋線〜伊野線へと転線する電車を撮影してみたり、

はりまや橋電停付近

日本三大がっかり

の1つと称されるはりまや橋を見学したり。(ちなみに残り2つは、札幌の時計台と長崎のオランダ坂と言われている模様。)

はりまや橋

Section2−3 高知駅へと移動

とさでん交通桟橋線 高知駅前行 はりまや橋 8:50 → 高知駅前 8:55

次の高知駅前行で高知駅へ。

高知駅前電停

高知駅到着後は、駅構内のセブンイレブンで飲み物やらを調達。

Section2−4 キャンプの子供たちと共に

土讃線土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 普通 奈半利 高知 9:19 → 安芸 10:29

高知からは、室戸岬を経由して、徳島方面を目指す。

ごめん・なはり線に直通する奈半利行に乗車。

ごめん・なはり線9640形

車内は、 サマーキャンプに向かう子供たちで混雑していた。子供を観察していると、「パンはパンでも食べられるパンを10個あげろ」(食べられないじゃないの!?∑(゚Д゚)というクイズをやっていて、その答えの中に

ぼうしパン

があったのは高知ならではか。

夜須では少し長めの停車。乗務員同士が相談しているので何かあったかと身構えたが、どうやら

トイレがこわれた

らしい。

その後、車掌さんが「トイレ壊れてしまって使えないんですけど大丈夫ですか?」と乗客に聞いて回っていたが、

「ダメです」

と答えたらどうなっていたのだろうか?途中駅で長時間停車してトイレタイムにしてくれるとか?

西分駅付近からは車窓に太平洋の大海原が広がる。

ごめん・なはり線 車窓からの太平洋

この先、室戸岬を経由して甲浦に向かうバスは、安芸か奈半利で乗り換えとなる。安芸〜奈半利間は以前にも乗車したことがあったし、安芸駅で下車したことがなかったので、安芸で乗り換えることに。

Section2−5 太平洋を眺めながら

高知東部交通 甲浦線 甲浦岸壁行 安芸駅 10:36 → 甲浦駅 12:51

安芸で下車。駅舎はこの地域の中心駅とあってなかなか立派。

安芸駅

すぐに高知東部交通のバスが到着し、乗り込む。一番後ろの太平洋側の席に着席した。

高知東部交通バス

室戸岬を経由して高知と徳島を結ぶ国道55号線は、安芸〜甲浦の区間ではそのほとんどを太平洋沿いに走る。

高知東部交通バス 車窓①

常に右手には太平洋。

高知東部交通バス 車窓②

安芸から青い海を見続けること約2時間、定刻通り12:51に甲浦駅に到着。

甲浦駅

Section2−6 テレビに出演!?

阿佐海岸鉄道阿佐東線 普通 海部行 甲浦 13:29 → 海部 13:40

到着した甲浦駅は、阿佐海岸鉄道の終着駅ではあるものの、駅前には何もない…

甲浦駅前

仕方なく、待合室内で旅行の記録をつけながら過ごした。(ちなみに、待合室内は冷房がないため、非常に暑かった。日陰な分、外よりはマシだが…)

13:25に列車が到着。風鈴列車のようだ。

阿佐海岸鉄道阿佐東線ASA100形

甲浦駅とASA100形

車内にはたくさんの風鈴が。

風鈴列車 車内

乗り込むと、

「地元のテレビ局なんですが…」

とおじさんに声をかけられる。∑(゚Д゚)

乗車している様子を撮らせてほしいとのことだったので、快諾し、撮影してもらった。最後には、

写真を撮ってるところを撮らせれくれ

とリクエストもきた。(笑)

さて、地元の放送に使われるのだろうか(・・?)

ちなみに車窓はやっぱり海。

阿佐海岸鉄道阿佐東線 車窓

列車はすぐに海部に到着。

風鈴を楽しめたし、運転手さんはうちわをくれたし、なかなか楽しい乗車だった。短かったけど。

Section2−7 またも短距離列車

牟岐線 普通 牟岐 海部 13:44 → 牟岐 13:58

海部からはJR牟岐線となり、車両もJRのものに。牟岐線牟岐で運転系統が分断されているため、牟岐までの短い乗車となる。

牟岐線1000形

乗り放題のきっぷを持っているのに、なぜか整理券を取ってしまったの図。

牟岐線 整理券

15分もかからず牟岐に到着。ここで再び乗り換えとなる。

牟岐駅

Section2−8 1両でも充分?

牟岐線 普通 徳島行 牟岐 14:04 → 徳島 16:03

牟岐駅に到着後、向かいに停車していた徳島行にそそくさと乗り込む。1500形の単行。牟岐発車時点では十分な空席があるし、まったく問題ないのだが、徳島近辺でも単行で大丈夫なのかと若干不安に思わないこともない

牟岐線1500形

結局、阿南を過ぎたあたりで部活帰りの学生で混雑し、席は埋まったものの、立つスペースには十分に余裕があった。まあ1両で充分といえば充分という感じで、徳島に到着。

(2日目後編へ続く)