また旅。

旅の記憶の物置小屋

【18-04:北海道-10】旧国鉄広尾線の面影を訪ねて【様似→苫小牧】

5月4日(金)後編 様似→苫小牧

行程

Section 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
5-6 ジェイ・アール北海道バス 広尾行 様似駅 14:00 広尾 15:00
5-7 十勝バス 60系統 帯広駅バスターミナル行 広尾 16:22 帯広駅バスターミナル 18:45
5-8 特急スーパーとかち10号 札幌行 帯広 19:22 南千歳 21:43
5-9 普通 苫小牧行 南千歳 22:11 苫小牧 22:32

Section5-6 眠気には抗えぬ

ジェイ・アール北海道バス 日勝線 広尾行 様似駅 14:00 → 広尾 15:50

様似駅に戻り、駅の窓口でバスの切符を購入。普通に広尾までの乗車券を求めたら、「帯広まで行きますか」と尋ねられ、「行きます」と答えると、「『南十勝・えりも』 とんがりロード散策きっぷ」なる切符を薦められた。普通に様似→広尾と広尾→帯広を購入するよりも少し安いらしいので、薦めに従いそちらを購入することに。窓口のお姉さんに感謝。

14:00ちょうどにバスが到着し、乗車。他にも様似駅に待合室で待っていた人が何人かいたので、広尾行に乗るのかと思っていたが、乗らなかったところを見ると静内へ戻るバスを待っているようだ。

昼飯を食べて満腹のところに、バスの心地よい揺れ、寝るなという方が無理な状況だったので、眠気に身を任せて爆睡。気づくと、日高地方から十勝地方へと移動していて、天気も雨から晴れに変わっていた。広い北海道、地方も変われば天気も変わる、ということか。

全く2時間も乗っていた気がしないが、広尾までは2時間弱を要して到着。下車時に、次の乗り換えのバスは16:22の発車と教えてもらった。

広尾駅舎

広尾駅 到着案内


Section5-7 バスの旅もラストスパート

十勝バス 60系統広尾線 帯広駅バスターミナル行 広尾 16:22 → 帯広駅バスターミナル 18:45

広尾からはバス会社が変わり、十勝バスで帯広へと向かう。

乗り継ぎ時間が30分ほどあったので、ここでもセイコーマートでお買い物。本当にセイコーマートは北海道のどの街にもあるから感心してしまう。

セイコーマートたちばな店

買い物後は、広尾の町を歩き、広尾駅へと戻る。

広尾の町並み

広尾駅舎 遠景

広尾駅に戻り、少し見学。国鉄広尾線の駅舎や遺構を撮影して回る。

広尾駅①

広尾駅②

広尾駅③

広尾駅④

16:22に定刻通りバスが到着。

十勝バス帯広駅BT行 広尾駅にて

車内は路線バス仕様なのだが、なぜかリクライニングシート。ありがたくリクライニング機能を使わせてもらう。

バスは農場や原っぱの中の真っ直ぐな道を帯広に向けてひた走る。

十勝バス広尾線 車窓①

十勝バス広尾線 車窓②

夕陽に照らされた緑が美しい。

十勝バス広尾線 車窓③

2時間半かけて、終点の帯広駅に到着。長い長いバス旅が終わりを告げた。

十勝バス帯広駅BT行 帯広駅BTにて

帯広駅舎


Section5-8 特急乗車は晩飯タイム

根室本線・石勝線 特急スーパーとかち10号 札幌行 帯広 19:22 → 南千歳 21:43

帯広からは、今日の宿のある苫小牧へと急ぐ。

今度の札幌方面の特急は19:22発。発車までの時間に駅前の長崎屋でビールを調達し、駅構内で豚丼弁当を購入。苫小牧に着いてからではなかり遅くなるので、これを今日の晩御飯にしようと思う。

スーパーとかち10号に乗車し、発車を待つ。

発車案内とスーパーとかち261系特急スーパーとかち261系 帯広駅にて

流石に自由席もガラガラで席は選びたい放題だった。

とりあえず、豚丼弁当とサッポロクラシックで一杯。

サッポロクラシックと豚丼弁当

豚丼弁当 アップ

その後も、日本酒「千歳鶴」を飲んだりと、呑み鉄を満喫し、南千歳へ。今朝7時以来、14時間ぶりに南千歳駅に降り立った。

南千歳駅 駅名標


Section5-9 今日の最終列車

千歳線 普通 苫小牧行 南千歳 22:11 → 苫小牧 22:32

今日の最終列車は苫小牧行の普通列車千歳線は、新千歳空港へ向かう列車の本数は多いものの、南千歳から苫小牧方面へ向かう列車の本数は案外少なく、たっぷり30分待たされた。

発車案内と千歳線苫小牧行733系

列車は721系3連+733系3連の6連。札幌近郊の輸送に対応するため長めの編成なのだろうが、南千歳まで来ると車内はガラガラ。ロングシートの733系よりはクロスシートの721系が良いだろうということで、前方の721系に乗車。

20分ほどの乗車で、執着の苫小牧へ。日高本線乗りつぶしほとんどが代行バスだが…)のための長い1日が終わった。

苫小牧駅 駅名標

苫小牧到着後は、タクシーで「新苫小牧プリンスホテル 和〜なごみ〜」へ。

新苫小牧プリンスホテル 和〜なごみ〜 室内

改装したばかりで綺麗で、大浴場もついていて、これで5750円なら納得。

いつも通り、選択と充電を済ませ、大浴場とサウナで疲れをとってから就寝。

(6日目前編へ続く)