【18-02:東北・函館-06(最終)】グリーン車乗り継ぎで帰還【秋田→東京】
2月12日(月)後半 秋田→東京
プロローグ
旅行3日目のお昼過ぎ。現在地は秋田県秋田駅。あとは東京を目指して帰るだけ…なのだが、ただではいかなかった!?
行程
Section | 列車 | 発駅 | 発時刻 | 着駅 | 着時刻 |
3-4 | 特急いなほ10号 新潟行 | 秋田 | 12:58 | 新潟 | 16:33(17:33) |
3-5 | 超特急Maxとき342号 東京行 | 新潟 | 18:12 | 東京 | 20:12 |
Section3-4:強風遅延のいなほ号で
羽越本線・白新線 特急いなほ10号 新潟行:秋田 12:58→新潟 16:33(17:33(60分遅れ))
秋田からは、いなほ号に乗車し、羽越本線を南下して、新潟を目指す。
いなほ10号。前面は雪で真っ白。
ここは乗車時間が長いのと、いなほ号のグリーン車はなかなか凄いというのを聞いていたということもあり、グリーン車を選択。つくづく贅沢な1日である。
座席が"フレッシュひたち"で走っていた頃の半分の数になっているので、シートピッチは単純に2倍。座席の前後はパーテーションで仕切られており、後ろの人に気兼ねすること無くフルにリクライニングをすることができる。確かに、なかなか快適なグリーン車だと思う。
いなほ号のグリーン車。前後の席とはパーテーションで区切られている。
12:58に定刻通り発車するも、秋田から3駅進んだ桂根駅でいきなり抑止。しばらくすると走り出しはしたものの、時速20kmも出ていないようなノロノロ運転になってしまった。並行する国道7号線を走る車にガンガン抜かれて行く。
しばらくすると車内アナウンスがあり、この先羽後亀田駅まで強風のため徐行運転をするとのこと。もうずいぶんと前になるが、強風でいなほ号が横転するという事故があったし、JR東日本も羽越本線の強風には敏感なのだろう。
海が近いし、風が強いのは仕方ない…。
安全上遅れるのは仕方が無いが、問題は新潟での新幹線への乗り継ぎだ。私が予約しているのは新潟18:12発のとき342号。定刻通りであれば、乗車しているいなほ10号は16:33に新潟着であるから、90分の遅れまでであれば許容できることになる。
羽後亀田を過ぎると、思い出したかのようにスピードが上がり、本来の運転に戻る。しかしながら徐行の遅れはかなりのもので、秋田の次の停車駅である羽後本荘に到着した時点で既に51分遅れ。この先もこのペースで遅延が拡大するようだとかなり雲行きが怪しい。
強風での速度規制がかかっていたのは桂根〜羽後亀田間だけだったようで、その後は本来のスピードで羽越本線を南下が続く。しかし、遊佐で対向待ちのため、遅延が60分に拡大。かなり怪しい状況だ。
山形県内でも海沿いを走る区間がかなりあるため、ここでも規制がかかったらいよいよヤバいなと思ったが、強風による規制は秋田県内だけだったようで、山形県内はスイスイ南下。遅れを回復することは無いものの、拡大することも無く、58分遅れで新潟県の最初の停車駅である村上に到着。
その後も、問題なく走り続け、終点の新潟には、きっかり60分遅れで17:33に到着。到着直前に「Maxとき336号(16:49発)、とき338号(17:23発)には接続できませんでした。とき340号(17:44発)をご利用ください。」という無情な放送が流れた。とき340号を利用しろって言っても、3連休の最終日だし、もう指定席なんて残ってないだろうな…と思いながら下車。
磐越西線のキハ47系が停車していたので、思わずパチり。
Section3-5:最後もグリーン車で
上越新幹線 超特急Maxとき342号 東京行:新潟 18:12→東京 20:12
この旅最後の列車はMaxとき342号。全車2階建てのE4系を2編成繋いだ16両編成だ。
この旅最後の列車。
E4系もおそらくもう長くはない、と思われるので、乗り納めの意味を込めてグリーン車を予約しておいた。この時期の上越新幹線の普通席だと、スキー帰りのウェーイ系大学生の集団と一緒になってしまう可能性もあるので、その回避のためでもある。
遅れていたいなほ12号からの接続を待ち、2分遅れて発車。
旅の最後なので、新潟で買った駅弁と、ビールで乾杯。2杯目はエチゴビールのIPA。とんでもなく苦いが、この苦さが爽快だ。ビールが無くなった後は、佐渡の地酒"北雪"を飲みながら過ごしていると2時間なんてあっという間。
やっぱり旅には酒と駅弁!
最後にコシヒカリのアイスを食べて、旅を締めくくる。20:12、定刻通りに東京駅に到着。ホームには、3連休で東京に遊びにきて、これから帰るといった感じの人たちが、折り返しの列車を待っていた。
今回も帰ってきてしまった…。
というわけで、今回の東北・函館旅行記はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました。
(2018年2月 東北・函館旅行記 完)