また旅。

旅の記憶の物置小屋

【18-02:東北・函館-02】リゾートしらかみと大鰐温泉と弘前の夜と【青森→弘前】

2月10日(土)後半 青森→弘前

プロローグ

旅行1日目のお昼過ぎ。現在地は青森県青森駅

ここからは、リゾートしらかみに乗車し、五能線を経由して秋田県東能代まで向かう。

東能代からは、本日の宿泊地である弘前を目指すが、温泉やローカル私鉄も絡めていきたいところだ。

というわけで、旅は青森駅リゾートしらかみに乗車するところからスタート。


行程

Section 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
1-4 快速リゾートしらかみ4号 秋田行 青森 13:51 東能代 18:00
1-5 快速 弘前 東能代 18:26 大鰐温泉 19:29
1-6 普通 中央弘前 大鰐 20:30 中央弘前 20:58

Section1-4:リゾートしらかみに乗車

奥羽本線五能線 快速リゾートしらかみ4号 秋田行:青森 13:51→東能代 18:00

跨線橋を早歩きで移動し、リゾートしらかみの発車ホームへ移動。写真を1枚だけ撮影し、そそくさと指定された4号車に乗り込んだ。接続時間が短かったが、定時で発車させたため、最後の方に乗車した人は駆け込み乗車になっていた。

青森駅にて、リゾートしらかみ橅編成 今回乗るのは"橅"編成。

いったん弘前まで行ったのち、川部からは五能線に入る。私はというと、まずはリゾートしらかみ車内で購入した駅弁と、さきほど道の駅で買っておいたビールで一杯。

リゾートしらかみ車内にて、鶏めしとビール 快適な電車でビールがうまい!

途中の千畳敷では、駅からすぐの千畳敷海岸散策のため15分停車。みな思い思いに列車の外に出て楽しんでいた。

千畳敷の風景 千畳敷の風景。

千畳敷駅と海岸段丘 駅のすぐそばに海岸段丘が。

深浦を過ぎると、日が傾きあたりが暗くなっていく。晴れていれば、日本海に沈む奇麗な夕日が見られるはずだが、この日は生憎の曇り空。日頃の行いが悪いせいだろうか…。

リゾートしらかみ車内より、深浦付近の車窓 この日はあいにくの空模様…。

あきた白神を発車したところで、私のもとには「ハタハタ館の晩酌セット」が届けられた。酒の肴とワンカップのセットで、乗車前日までにハタハタ館に予約をすると、当日に列車の自分の座席まで届けてくれるというサービスになっている。もう車窓は真っ暗なので、とりあえず飲む。予想以上にボリュームがあり、下車する東能代までの30分間で食べきれるか不安だったが、なんとか能代に着くあたりまでに食べきれた。

ハタハタ館の晩酌セット ハタハタ館の晩酌セット。1100円で大量のつまみとワンカップ付き。

能代を出ると、すぐに東能代に到着。ここからは、再び青森県に戻る。

東能代駅にて、リゾートしらかみ橅編成 東能代に到着。4時間以上の乗車だったけど。あっと言う間だった。


Section1-5:大鰐でひとっ風呂♨

奥羽本線 快速 弘前行:東能代 18:26→大鰐温泉 19:29

東能代では、25分ほど乗り換え時間がある。何かあるかと駅前に出てみるが、駅舎のイルミネーションが煌びやかなこと以外は特に何もなく、そそくさと駅舎に戻る。おそらく、能代市の中心は五能線能代駅の周辺なのだろう。

東能代駅舎 東能代駅前。主要駅なので何かあるかと思いきや、コンビニすらない…。

とりあえず待合室で帰宅の学生たちとともに時間を潰す。東能代駅の待合室には、テーブル付きの席もあり、そこで勉強している学生もいた。さすがは教育県秋田、というのはちょっと偏見だろうか…。

18:26発の快速弘前行は701系の2連。快速なので、主要駅にしか停まらず、リゾートしらかみで4時間かけてやってきた東能代弘前間を1時間強で走りきってしまう。(もちろん、距離の違いはあるが。)

車内は帰宅の学生や地元民でほどよい混雑。6割程度の座席が埋まっていただろうか。シート端が空いていたのでそこに座らせてもらい、PCを開いて記録をつける。夜間のロングシートだとこれが捗るのだ。

列車自体は秋田県内の利用が多いようで、県境を越えて行く人はごくわずか、最終的にはガラガラで大鰐温泉に到着。

大鰐温泉からは、弘南鉄道大鰐線に乗り換えとなるが、中央弘前行は19:30に出たばかり。次の列車は20:30ということで、1時間ほど時間が空く。なんとも都合の良いことに、大鰐温泉駅から徒歩1分のところに、日帰り入浴施設「鰐come」があるため、そこで入浴していくことに。

施設自体が新しくて清潔だし、浴槽も非常に広いしですごく満足。これで500円だから、非常にオススメである。

大鰐温泉"鰐come"内部 大鰐温泉"鰐come"内部。きれいでいいところ。


Section1-6:ここにも元東急

弘南鉄道大鰐線 普通 中央弘前行:大鰐 20:30→中央弘前 20:58

入浴後は、身支度を整え、急いで駅へ戻る。

大鰐温泉駅舎 大鰐温泉駅。弘南鉄道大鰐駅も併設されている。

ついつい長風呂してしまい、ホームに着いたときには発車の2分前だった。この時間は駅員がおらず、きっぷの販売を行っていないようなので、乗車駅証明書を取って列車に乗り込む。車両は元東急の7000系。雪が降る中でヘッドライトを眩しく光らせている姿は、案外かっこよかった。

大鰐駅にて、弘南鉄道7000系 ヘッドライトが眩しい。でもそれがいい。

乗客は私の他には地元のおっさん1人だけという寂しい状態で発車。

弘南鉄道7000系車内 2両目の乗客は私だけ…。

途中駅でもあまり乗客はなく、終点の中央弘前に着いたときにも結局5人くらいしか乗っていなかった。

中央弘前駅舎と弘南鉄道7000系 中央弘前はレトロ感あふれる素敵なターミナル駅


Section1-6-1:弘前での夜の過ごし方

中央弘前駅からは、徒歩で今日の宿がある弘前駅前へと向かう。中央弘前駅弘前駅の間は徒歩で15分ほどの距離があり、探せばバスもあったのかもしれないが、時間が遅いこともあり、大人しく歩いた。

本日の宿、「東横イン弘前駅前」にチェックイン。荷物を置き、充電関係を済ませる。

東横イン弘前駅前、室内 安定の東横イン

一段落したのち、再び街へ。ちょっとぶらぶらして、良さそうな居酒屋はないかと探しまわってみる。

結局、「津軽居酒屋 わいわい」というお店に入店。

関連ランキング:居酒屋 | 弘前駅弘前東高前駅中央弘前駅

まずは、郷土料理のセットと生ビールで一杯。

居酒屋わいわいの郷土料理セット 貝焼き味噌、けの汁、イカメンチなど、青森の郷土料理が盛りだくさん。

第二ラウンドは貝づくし3種盛りと青森が誇る名酒「田酒」で一杯。

居酒屋わいわいの貝づくし3種盛りと田酒 新鮮な貝の刺身と田酒の相性はバツグン。

ちょっと会計が高くついてしまったが、まあ気にしないことにする。美味しいものを食べてこその人生なのだ。

1時間ほどの滞在でホテルに戻り、その後は洗濯などを済ませ、11:30頃に就寝。明日は7時に起きればいいので、そこそこ寝られるはずだ。

(2日目前編へ続く)