また旅。

旅の記憶の物置小屋

【18-01:北関東・北信越-04(最終)】長野電鉄に乗ってみる【長野→上野】

1月21日(日)後半 長野→上野

旅2日目の昼過ぎ。現在地は長野県の長野駅。せっかく長野まで来たことだし、前に長野に来た際にはスルーしてしまった、長野電鉄に立ち寄ろうと思う。


行程

Section 列車 発駅 発時刻 着駅 着時刻
2-5 特急ゆけむり 湯田中 長野 13:28 信州中野 14:01
2-6 普通 長野行 信州中野 14:26 須坂 14:45
2-7 長野電鉄バス 松代駅行 末広町 15:36 松代駅 16:26
2-8 長野電鉄バス 屋代駅 松代駅 16:30 屋代駅 17:06
2-9 普通 長野行 屋代 17:11 長野 17:31
2-10 特急あさま666号 上野行 長野 18:06 上野 19:52

Section2-5:ロマンスカーで呑み鉄旅

長野電鉄長野線 特急ゆけむり 湯田中行:長野 13:28→信州中野 14:01

長野で長野電鉄に乗り換え。10分の乗り換えで特急に乗れるということで、非常に良い接続だ。

特急券を別途購入し、ホームに降りると、小田急ロマンスカーのイメージしかない車両が待ち受けていた。

長野駅にて、長野電鉄1000系 ここは?小田急新宿駅!?

展望席はさすがに埋まっていたが、中間の車両はガラガラで、そこに着席する。先ほど上越妙高駅で購入した日本酒とおつまみで一杯。きれいな景色とうまい酒はやはり旅の醍醐味だ。

長野電鉄、車窓 良い景色で酒がすすむ。

当初は、終点の湯田中まで行くつもりだったが、長野〜湯田中は以前にバイトの同期と旅行した際に乗ったことがあること、駅メモ的には信州中野湯田中はレーダー取得可能なことがあり、信州中野で途中下車した。


Section2-6:気分は田園都市線

長野電鉄長野線 普通 長野行:信州中野 14:26→須坂 14:45

信州中野から、長野方面に戻る列車は約30分後。とりあえず、停まっていた元営団地下鉄3000系(マッコウクジラ)と元東急8500系を撮影。昔、東急田園都市線のとある駅で押し屋のバイトをやっていたということもあり、8500系は思い入れが深い車両だ。

信州中野駅にて、長野電鉄1000系と3500系 小田急営団の並び。

信州中野駅にて、長野電鉄3500系 マッコウクジラ!かっこいい!!

信州中野駅にて、長野電鉄8500系 8500系はバイト時代にお世話になった車両。

少し駅前に出てみたが、特に何もなさそうだったので、8500系の長野行に乗り込み発車を待った。車内は地元の学生がチラホラといった感じ。発車後は、PCで旅の記録を書き進めつつ、久しぶりの8500系の走りを楽しむ。

信州中野〜須坂はそれほど遠くなく、20分ほどで須坂に到着。ここからは、バスで長電屋代線廃線跡をたどってみる。


Section2-7:須坂で特大オムライス

長野電鉄バス 屋代須坂線 松代駅行:末広町 15:36→松代駅 16:26

須坂からは長電屋代線代替バスに乗車し、しなの鉄道の屋代に抜ける。次のバスは50分後なので、ここで遅い昼飯に。

入ったのは、「かねき」という喫茶店風のお店。中途半端な時間だというのに、結構お客さんが入っており、期待できそうだ。

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ここの名物はオムライスということで、私はカレーオムライスを注文。周りの人たちのみなオムライスを食べていた。オペレーションがよくないのか、出てくるのにかなり時間がかかり、カレーオムライスを食べ始めたのが15:15を過ぎたころ。急いで食べるものの、このオムライス、量が非常に多く(いいことなのだが)なかなか減ってくれない。結局15:28頃に食べ終え、急いで会計を済ませた。

かねき、カレーオムライス 美味い!デカい!減らない…

駅まで戻る時間はなさそうだったので、店から近そうだった、須坂駅の次のバス停である末広町から乗車。

バス停によっては、屋代線の旧駅舎を待合室として使っており、鉄道が走っていた時代の雰囲気を窺い知ることができた。

須坂からやく1時間で松代駅に到着。ここで、屋代行に乗り継ぎとなる。降りる際に「屋代まで」と申告し、通しの運賃を精算してもらう。910円だったので、1000円札を両替機にかけるが、600円しか出てこない。運転士も困っていたので、「400円くらいならいいです」と言ったが、運転手は律儀に400円分の払戻券をくれた。まあ、わたしがこれを使う日は来ないだろうな…。


Section2-8:たった1人の客を乗せて

長野電鉄バス 屋代須坂線 屋代駅行:松代駅 16:30→屋代駅 17:06

松代からは別のバスで屋代まで。松代駅は、駅舎やホームがそのまま残っており、ここに鉄道が走っていたことを力強く物語っていた。

松代駅舎 松代駅駅舎。バスの待合室として活用されている模様。

松代駅ホーム 電車が来てもおかしくない雰囲気だが、ここに電車がやって来ることはもうない…。

屋代行のバスは、私1人を乗せて松代を発車。屋代駅に近づくにつれて乗客が増えていくのかと思いきや、結局最後まで乗客は私1人。まあ日曜日だしな…。平日だと松代高校の生徒とかが利用するのだろう。


Section2-9:あとは帰るだけ

しなの鉄道線信越本線 長野行:屋代 17:11→長野 17:31

長電屋代線廃線跡辿りも終わり、あとは自宅に帰るだけである。屋代からだと上田か長野から新幹線なのだが、上田方面は17:02に発車したばかりでしばらく時間が空く。長野行は17:11にあるということで、長野から乗車することに決定。

列車は115系の2連。空きボックスがあったので、そこに座る。次の屋代高校前で、屋代高校の学生と思しき2人が私がいたボックスに座ったので、結局ボックスを占領できたのは3分程度だった。

次の篠ノ井からはJR線に入り、長野に到着。あとは帰るだけだ。

長野駅にて、しなの鉄道115系 長野に到着。あとは帰るだけ。


Section2-10:上野行の新幹線で帰宅

北陸新幹線 超特急あさま666号 上野行:長野 18:06→上野 19:52

長野駅で、新幹線の空席状況を確認する。先発の17:55発かがやき512号は指定席が満席。そのあとは18:06に長野始発のあさま666号が、18:14にかがやき530号があるようだ。どちらも指定席は十分に空席がある様子。早く帰るならかがやき530号に乗るのがベストだが、そんなに急いでいない。その点、あさま666号は長野始発で、しかも上野行だ。物珍しさから、あさま666号に乗ることにした。長野始発なら自由席でも十分に空いているだろうということで、自由席特急券を購入して乗車した。

長野駅にて、北陸新幹線E7系 この旅の最終列車。

あさま666号、方向幕 少しだけ珍しい上野行。

車内は超がつくほどのガラガラで、先頭の1号車には長野発車時点で私1人だけだった。

あさま666号、車内 見事にガラガラ。

さすがに上田で貸切状態は解除されたものの、終始空いた状態で終点の上野に到着。あとは、上野東京ラインで帰るだけだ。

上野駅、駅名標 あとは横浜まで帰るだけ。

というわけで、今回の北関東・北信越旅行記はここまで。

読んでいただき、ありがとうございました。

(2018年1月 北関東・北信越旅行記 完)